内容説明
「自分には力がある」と子どもが心から思える社会に。
泣く、笑う、黙る、つぶやく――子どもは様々な方法で、日々世界にはたらきかけています。その声をどのように受け取り、応えていくことが、子どもの権利を尊重する社会につながるのでしょうか。児童精神科医として臨床に携わり、国の政策形成にも関わる著者が、「声を聴く」ことの意味をひもときます。
子どもを権利の主体として尊重する大人のまなざしが、子どものウェルビーイングを支えることを示し、「誰にでもできることがある」と気づかせてくれる一冊です。
目次
・子どもの声が教えてくれること
・「子どもの権利」とは
・子どもの権利に根ざしたウェルビーイング
・子どものウェルビーイングに影響すること
・子どもの声を聴く
・自分の声を聴く
・子どもの声が聴かれ、権利が大切にされる日常を育む
・「市民性」から広がるウェルビーイングな社会
・子どもと共にあるということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kira
3
2000年代初頭より地方自治体で始まったブックスタート。「赤ちゃんといっしょに楽しい時間を過ごしてね」と絵本を健診時などのタイミングで贈る取り組みで、子育て支援チームや図書館側の意見が聞けて、ためになる一冊。 2023/03/14
kira
2
2000年代初頭より地方自治体で始まったブックスタート。「赤ちゃんといっしょに楽しい時間を過ごしてね」と絵本を健診時などのタイミングで贈る取り組みで、子育て支援チームや図書館側の意見が聞けて、ためになる一冊。 2023/03/14
いなか
2
P77「今、社会の中には児童虐待だとかいろいろな問題があるけれど、それは決して今の母親の育児能力が落ちているからというわけではありません。核家族化が進み、母と子が密室で過ごしています。これは人類史上初めての経験で、ここに大きな無理があるのではないでしょうか。欠けているのは母親の育児能力ではなくて、家族の支え、地域の支えなんじゃないか。今必要なのは若い母親を非難することではなくて、子育てを支える地域社会をしっくりつくることだ。そう思ったんです。」2022/03/15
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