建築は不純につくられる - 中国・習近平時代の建築とモニュメント

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建築は不純につくられる - 中国・習近平時代の建築とモニュメント

  • 著者名:市川紘司【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 岩波書店(2026/05発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000617598

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内容説明

いまや東アジアの「建築家大国」となった中国.度肝を抜く奇抜なものから洗練されたデザインまで.実に多彩な現代建築の数々には矛盾や問題を抱えながらも急成長した中国社会の特性があらゆるかたちで埋め込まれている.『世界』人気連載「中国新建築文化論」に大幅に加筆修正してお届けする「中国現代建築入門」.図版多数.

目次

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序章 中国の「転換期」を建築から考える
第1章 習近平時代の建築・都市・政治
1 習近平はなぜ「奇奇怪怪建築」を批判したか
2 田舎(カントリーサイド)に向かう建築家たち
3 チャイニーズ・プレファブ──発展途上国としての中国に向き合う
4 「再・社会主義化」する住宅──不動産バブルとその崩壊
5 テレビ番組から生まれた日本の「網紅建築師」
6 上海万博以後の上海──アトリエ・ダスハウスの建築
第2章 コロナ禍と北京オリンピック
1 ゼロコロナ政策を空間から考える
2 開発主義からグリーン五輪へ──二度のオリンピックは首都をどう変えたか
第3章 モニュメント論 Ⅰ──抗日戦争・震災・文化大革命
1 《中国人民抗日戦争紀念館》──盧溝橋にたつ愛国主義教育基地
2 《南京大虐殺紀念館》──増改築の続く巨大メモリアル
3 ネリ&フーと「反省的ノスタルジー」──旧日本軍施設のコンバージョン
4 せめぎ合うモニュメントとメモリアル、そして遺構──唐山大地震と四川大地震
5 実業家・樊建川が手がける巨大「愛国テーマパーク」
第4章 モニュメント論 Ⅱ──建築に表現されてきた「中国的なもの」
1 中国革命の父・孫文を記念する
2 《人民英雄紀念碑》──社会主義リアリズムの国家モニュメント
3 「中国人民の偉大さ」としての歴史主義──北京十大建築
4 イオ・ミン・ペイと「ふたつの中国」
5 デジタルと自然、そして伝統の融合──MADアーキテクツ
主要参考文献
おわりに
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hukukozy

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日本ではいまだに欠陥工事が多いとか奇妙な形態の建物が多いとかネガティブなイメージを持たれることが多いように思われる中国の建築状況。本書では、中国の現代建築を紹介しつつ、既成のイメージとは異なる蓄積される中国の建築文化の豊饒さを紹介する。建築には社会が反映される。特に空間や意匠によって人びとの生活の規定や国への帰属意識をつくることが試みられてきた中国建築の状況からは、逆説的に建築が持つ影響力の大きさが感じられる。2026/06/14

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