トンデモ学説をぶった斬ったら比較言語学の入門書になった件

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

トンデモ学説をぶった斬ったら比較言語学の入門書になった件

  • 著者名:大山祐亮【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 晶文社(2026/05発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794980557

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

<言語学習の鬼才>、無双する。「その学説、論破させていただきます」
人文系最難関学問の一つ、比較言語学。「終わりゆく学問」の荒涼を、
丹念な解説[ガイド]と柔軟な発想[アイディア]で紹介。

・『古事記』を別の言語で読み解くと本当の意味がわかる?
・日本語のルーツは●●語だ?
・すべての言語の源流にある言語は○○だ?

などなど、「トンデモ言語学説」及びさまざまな「トンデモ学説」
の根底に流れる問題を一刀両断。
「こうだったらよいのにな」という妄想・妄言を
ひとつずつ丁寧に潰していく真の啓蒙書。

[目次]
・出陣前に
・第1章:語源で読み解く古代文献
  ――えっ、古事記は日本語じゃなかったんですか!? 
・第2章:最強の語源
  ――ワタシの説明力は53万 
・第3章:日本語の起源を解き明かしてみせる!
  ――使命感に駆られ過ぎた人たち
  ・第4章:民族と語族
  ――元は同じ言語を話していたのだから、俺たちは兄弟だ!
・第5章:絶対すべての言語を分類するマン
  ――果たして俺達は分類がしたかったのか?
・第6章:技術の勝利だ!
  ――最新の研究結果が示す日本語の起源
・第7章:終わり良ければすべて良し
  ――検証に世紀の大発見を必要とする「仮説」の山
・第8章:比較言語学の野望
  ――まだ見ぬ世界祖語を求めて、俺達の冒険は続く!
  ・第9章:審判の不在
  ――「答えは神のみぞ知る」で勝負ができるのか?
・第10章:戦いの果てに
  ――比較言語学の世界を焼き尽くす激論の後に残ったものとは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

82
大野氏も田中氏もソシュールさんも、ぶった斬られてる2026/07/19

Koning

42
いやぁ面白い。大野みたいな箸にも棒にもなものから、ソシュールもタダのまぐれ当たりで実害のが多くね?てな具合にぶった切ってく。で、現実の学界もそこそこヤバメの争いしてるけど、ちょい厳し目の基準を置いとけば自然とダメなのが引っかかるんじゃね?に行き着くのは確かに!とか思っちゃたよ。2026/08/14

電羊齋

16
冒頭で比較言語学について基礎的な説明をした上でトンデモ学説をぶった斬り、「規則性仮説」などの方法論を繰り返し強調し、「わからないことをわからないと認める勇気」を説く。またソシュール以降の比較言語学の問題、陣取り合戦やアカハラが横行する学界の問題点にも触れている。そこからは著者の「比較言語学」ひいては人文学という学問に対する方法論の厳密さ、手堅さと誠実さがうかがえる。著者の姿勢はトンデモ学説を見分ける上でよい参考となるだろう。2026/05/17

ドラマチックガス

15
タイトルまんまの本。ただ比較言語学の作法に忠実・誠実すぎるため(入門書なのだから当たり前だが)、トンデモ側が付け入る隙が逆に生じてしまっている気がする。つまり、比較言語学の限界を超えたのが自分たちだってこと。そこにもきちんと批判はしているが、そこは初学者には難しい部分になってしまいそう。と学会で元祖のトンデモ本概念を身につけたものとしては「トンデモ」という言葉の使い方も気にはなるが、これはもう世間的にそっちが受け入れられたということなのでしょう。面白かった。2026/07/11

しゅー

8
★★★装丁はポップだが内容は硬派なので注意しましょう。私は比較言語学に関する記載を読み飛ばしがちだった。要はトンデモ学説をぶった切るために、学問としての方法論に立ち戻って考えるという極めて哲学的な営みである。従って議論の内容は汎用性が高く、他の学問のトンデモ論を見破ったり、陰謀論に立ち向かうには有益である。しかし専門家がトンデモ説に真面目に対応すると「権威主義を背景とした村八分」と受け取られてしまうのが難点だ。専門家側もアカハラや「学派ベースの陣取りゲーム」など悪しき体質を自浄する必要があると再認識した。2026/09/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23340290
  • ご注意事項

最近チェックした商品