集英社新書<br> 戦国日本VSヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

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集英社新書
戦国日本VSヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略

  • ISBN:9784087214116

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内容説明

今、世界各地で「日本の戦国時代」に関する新発見が相次いでいる。実は十六世紀の大航海時代、世界と日本は深く結びつき、歴史の大変動が起きていた。とくに注目されているのが、日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。彼らの背後には超大国スペインがいた。水面下でうごめく「アジア征服計画」とは? 国内外で激しい駆け引きを繰り広げた信長・秀吉・家康は、未曾有の危機といかに戦ったのか。最新研究を踏まえ、地球規模で歴史を俯瞰するグローバルヒストリーの視点から激動の時代を描き出す!

目次

はじめに
第一章 宣教師と信長の出会い
第二章 長篠合戦のグローバル戦略
第三章 戦国日本の軍事革命とアジア征服計画
第四章 秀吉の天下統一とイエズス会の野望
第五章 秀吉VS.フェリペ二世
第六章 関ヶ原の戦いとオランダの企み
第七章 ジャパン・シルバー争奪戦
第八章 徳川・オランダVS.豊臣・スペイン
第九章 世界史を動かした戦国日本
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

72
ヨーロッパが大航海時代に突入した16C、日本は戦国時代。スペインやポルトガルはインドを押さえ、新大陸を席巻し、その触手を東洋まで延ばす。キリスト教の布教も同時に進められイエズス会の宣教師は西国大名を足掛かりに、天下の覇者信長にまで影響力を拡げていく。注目点は、当時の戦国日本は相当の軍事力を持ち、グローバル・ヒストリーの中で、世界の覇権争いに深く関わり大きな影響を与えたこと。その実態を海外の膨大な資料を手懸りに明らかにしていく。一部の宣教師は壮大な世界征服計画を秘めていたことが浮かび上がってきたと言う。⇒ 2026/06/13

よっち

20
日本にやってきたキリスト教の宣教師たちの機密文書。彼らの背後には超大国スペインがいた。戦国時代を大航海時代というグローバルな激動の渦中に位置づける1冊。信長・秀吉・家康の対外戦略を最新の史料、特に宣教師たちの機密文書がもたらす新知見をもとに再解釈していて、信長の鉄砲導入とキリスト教容認、秀吉の朝鮮出兵、家康の鎖国への道筋が単なる国内統一の手段ではなく、スペインの影、ジャパン・シルバー獲得を狙うオランダ・イギリスとの国際的駆け引きの中で生まれた危機感と合理性の産物だったとする大胆な解釈は興味深かったですね。2026/06/06

Matoka

11
非常に面白かった!2026/06/05

エボシペンギン

1
 鉄砲の国産化を成し遂げ軍事強国であった戦国日本は鉛などは輸入に頼っており、イエズス会やスペインが浸透しようとした。世界侵略も可能な日本の戦力は武力支配の不可能を悟らせたがそれでも強かに世界戦略に組み込もうとするスペインやオランダが恐ろしい。確かに世界史やっているとオランダは強国として登場するが、日本史では、宣教師送ってこないから仲良くやれていた小さな国くらいの認識になってしまうから、グローバルヒストリーの目がそこをうまく繋いで説明してくれた。2026/06/25

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