内容説明
能登での事件発生から緊急発進した護衛艦「みょうこう」による猛烈な追撃、工作員との直接の対峙と取り逃し、そして再び侵入した工作員との石油備蓄基地防衛のための暗闘――自衛隊特殊部隊の創設者にしか書けない圧倒的リアリティが「現場」を明かす。ニュースにならなかった、北朝鮮拉致問題の真の恐怖がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オオイ
5
素人作家( 失礼ですが)にしては意外と面白かった、拉致問題は声だけはどの総理も大声ですがどれだけ真剣に考えているのか ?2026/07/31
てけお
4
「国家がその意志を貫こうとするとき、誰かが生命を捨てなければならないのならば、それは自衛官だ。俺たちの生命はそのために存在する。できる、できないの話じゃない。行って、お前ができることをやるんだ」「お前たちはそれで命を落とすかもしれん。いや、きっと死ぬんだろう。死ぬんだよ。だが、日本から来た兵士の最期の言葉が、お怪我はございませんが、で何の恥があるんだ。いいじゃねえか」拉致事件を契機に創設された特別警備隊の活躍を描く。工作員と対峙した時の緊張感や切迫感がリアルに感じられ、読み応えのある内容でした。2026/08/16
プリットのり
3
現在、日本が現在置かれている国際情勢は厳しさを増している。そのなかにおいてどのように自国を守るのか?現場の自衛官の葛藤が描かれる。すべての日本人が自国の独立について考えさせられる作品。私の頭のなかではかわぐちかいじ氏の漫画タッチで脳内再生されました。2026/07/13
し~ちゃん
2
図書館の新刊スペースで手にした本。元自衛隊で特殊部隊の経歴を持つ方の作品。書く力のある方で、読みやすいし、状況説明もわかりやすい。ほぼ実話なのかな。最後の方だけがフィクションになっていて、そこだけが自衛隊の精神論みたいな終わり方が残念だったが、自分では読もうと思わない種類の本で興味深い一冊だった。2026/08/16
たかしゃん
2
伊藤祐靖のノベル。著者のノンフィクションを読んだ後だけに実話の様に読めた。さて、日本の特殊部隊の実力は、どのレベルなのか?政治のレベルがそれらを使いこなせる能力があるのか?更には国民は男鹿半島事件を受け入れる事ができるのか?国民の反応次第では政治(政権にもよるが)は現場の所為にして切り捨てる気がする。しかし先日警官が犯人を射殺した際、殺されなければ銃刀法違反ぐらいだろと言ったコメンテーターがいたが、国民は彼に対して賛同しなかった。社会は変わり始めているのかもしれない。2026/08/12
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