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内容説明
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ある日、学校の前に竜を売るというふしぎな屋台が出た。ぼくは屋台のおじいさんから、どんぐりそっくりの竜のたまごを手に入れて、古い木の机のひきだしで育てることになった。説明書通りに世話をすると、たまごをまいた引き出しの中には小さな森が育ち始め、小さな魚や鳥や虫まですみはじめた! 話を聞きつけたクラスのみんなも竜を育て始めたけれど、冬になると森はかれはててしまった。ところが、おおみそかの夜……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
66
学校の帰り道「いい竜売っています」ののぼりがある。ぼくは竜を飼うことにした。おじいさんはぼくに竜を飼うためのキットをくれた。机の中で育てるんだって。土のパックの封を切って入れ、どんぐりにしか見えない竜の卵をうめて、雲のパックに水をまぜて逆さまにする。チカッチカッと稲妻が走る。やがて引き出しには森が生まれる。小さなうさぎや宝石のようなルリビタキもいる。蛍も飛ぶ。しかし、やがて冬になり森はすっかり枯れてしまった大晦日。ぼくの涙が落ちた場所から竜が飛び立った! 大人も欲しい竜の飼育キット。机の中の森。2015/08/26
chiaki
28
なんてファンタジー!学校の門の前に突然やって来た屋台。屋台のおじいさんはなんと竜を売っている!勉強机の抽斗の中で、「竜の栽培方法」に従って一生懸命どんぐりを育てるぼく。四季を巡り冬枯れの景色が広がったときには、もうダメなんじゃないかと読みながらこちらが諦めそうに…。ラストはもうちょっと余韻が欲しかったな〰️。富安さんの『シノダ!』を読む前にもいいかも。2019/12/15
遠い日
11
小さな世界のファンタジー。木と森、水と土、机の中で育てる小さな自然。小さな人は出てこないけれど、こういう微視的世界が大好きです。竜の卵はどんぐり。このどんぐりが魅せる机の中の四季に夢中になるぼく。豊かな森と海の豊饒はつながっていると言われるが、まさに、ぼくに見せた自然の実りと巡り。竜は象徴だったのだ。2018/03/19
ぱんちゃん
9
[小学2年読書感想文選本]かなり面白かった。良本。話は学校の側で竜を売る怪しげお爺さんから始まったので心のトラウマ『メキメキエンピツ』を思い出しましたよ。竜を飼うために巣を作って豊かな森を育てていく過程とかすごく良かった。ラストも素敵だったけど、感想文を書けるかと言えば難しいかも。これは心を豊かにする本だけど言葉として説明しなくていい本だった。息子と一緒に読み聞かせとして楽しみます。 2018/08/20
ののはな
6
図書館。偶然息子の国語教科書にも紹介されており、学校図書館になく、読みたかった本だった由。小5にしてはドリーマーな息子には高評。2012/01/15
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