内容説明
女神から与えられた役職で人生が決まる世界。【槍聖】だった父の背を追い、人を守れる男を夢見たナイクに与えられたのは――与えられただけで処刑される大罪役職【死霊術師】だった。役職を知った【司祭】に無実のまま拘束され、極悪人として処刑を待つ彼は、その晩、【司祭】を殺して村から逃げ出した――。
役職社会において【死霊術師】は開示した瞬間に終わり。どこにも居場所がないナイクは、逃亡先の街でひとりの少女フリカリルトに出会う。少女はナイクを見て一言。
「あ、私、鑑定スキルあるから」
正体バレたら即処刑の隠匿生活! 必死に努力を続け、転職のすべを探すナイクとは裏腹に、【死霊術師】が見せる前任者の記憶が次第に人格を蝕んでいく・・・。それでも普通に憧れるナイクは【死霊術師】から転職できるのか、それとも人類の厄災になり果てるのか――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
女神から与えられた役職で人生が決まる世界。 槍聖だった父の背を追い、人を守れる男を夢見たナイクが、与えられただけで処刑される死霊術師とされてしまうダークファンタジー。司祭を殺して村から逃げ出したものの、役職を明かせないがゆえに居場所がなかったナイクが、逃亡先の街で少女フリカリルトに正体を看破されてしまい、勧誘されて槍聖と偽り大規模クエストに参加する展開で、絶望的な脅威を相手に死霊たちの助けも借りて限界以上の力を引き出し、ギリギリの死地での共闘から孤独だった彼が育んでいったかけがえのない絆が印象的でした。2026/04/24
MoriTomo
6
死霊術師という大罪役職を背負った主人公のダークファンタジーで、生死がせめぎ合う激しいバトルと、普通を望み抗い続ける姿が見どころでした。 誰にも打ち明けられない中で出会ったヒロインとの掛け合いや、能力を活かした展開も魅力的で、中盤以降の急展開から一気に引き込まれました。 随所に挟んだ設定解説や世界観の作り込みも丁寧で、次巻の展開にも期待が高まります。2026/04/24
とってぃー
5
禁忌の職業【死霊術師】を授かった主人公が、普通を求め奮闘するダークファンタジー作品。正体不明な相手を探るミステリー要素と死線スレスレのギリギリのバトルが面白かった!この作品の世界観が役職で授かった管理されていて、その中での主人公の凄まじい境遇を知る中で、努力や感情がこれほどかと伝わってきました。主人公の能力は最悪だけど、彼だからこそ今まで何千人もの冒険者を打ち破ったモンスターの撃破できたし、世界観をぶっ壊して欲しいなと心から思いました。2026/04/23




