内容説明
呪いの箱、事故物件、異界──その正体と、その向こう側にある真実を追う『都市伝説解体センター』。呪物や怪異の調査・回収を担うセンター長・廻屋渉、調査員バイトの福来あざみ、先輩バイトのジャスミンのもとには、不気味な赤い雨や突然流れ出す臨時ニュースなど、知られざる事件が舞い込んでいた。一方、ガイドは怪しい警官から取り調べを受けることになり、博物館職員の松田は壊れた土器を修理するために小学校へ向かうが…。ほかにも、あざみと美桜の大学時代エピソードや、クローゼットで巻き起こった司書と富入の怪事件など、原作ファン必読の都市伝説6篇を収録。カバーイラストは原作・墓場文庫描き下ろし。ゲームの余韻をそのままに、都市伝説の〈痕〉を辿る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
13
ゲーム『都市伝説解体センター』スピンオフ小説第2弾。今回の作家陣にはまさかの『屍人荘の殺人』で知られる今村昌弘さんが!そして前作と同じように、福来あざみと佐藤美桜の出会いや松田・司書などまさかのキャラにスポットが当てられた回があった。個人的には松田が主人公の『囲う絆、祟る器』が好きだった。2026/04/23
yosa
11
前作よりもレベルアップしてるように感じました。ゲームのフォーマットをそのまま使ってしっかり一本仕上げる梨さん凄いですね。スピンオフノベライズの異端にして優等生的作品。今村昌弘さんが頭一つ抜けているのは分かりきっていたことですが、ファンとしてはやや物足りなさも感じます。とはいってもスピンオフとしては破格で、骨格も筋肉もしっかりミステリしているからかやっぱり面白い。冨家が探偵していて矢鱈と格好良いし。日部星花さんのガイドはこのまま突き進んで欲しい。第3弾があるならば、ガイドの話だけは絶対に入れて欲しい。2026/05/02
日奈月 侑子
6
今回も、どれも見どころいっぱいで凄く良かったです。梨さんの作品も、梨さん味がしっかり出つつも奇々解体の歌詞が入って居たり、ラストにこっちに語り掛けて来るぞわぞわ感と言い、楽しめました。 本当にどの話も甲乙付け難いのですが、今回特に強く印象に残ったのは松田の話で、原作ゲームだと『何となく感じ悪くはありつつも~』みたいなポジションの人でしたが、今回の話読むと不器用で頑固な感じが何となくちょっと好きになってしまいました。 ガイドさんの話は相変わらずのガイドさんで笑いましたし、司書さんの話は富入さんが素敵でした。2026/06/03
コリエル
5
都市解スピンオフ短編集。今村昌弘のために購入し、冨入と司書の知らざれる友情エピソードが読めて期待通りに面白かったのだが、日部星花のガイド主人公のエピソードなんかも面白かった。アイツはどんだけ胡散臭い経歴にしても間が悪い目にあっても妥当に思える便利なキャラだな。松田で一本短編が用意されているのが意外だが、人気投票何故か上位なんだよなコイツ…2026/04/24
しゅがー
4
司書さんが主役の話があったのが嬉しかった。ゲームをやってる時も「この人絶対背景になんかありそう…」と思っていたので楽しくお話を読めた。主要人物以外の掘り下げは面白い。2026/04/24




