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内容説明
「美しい和音」に隠された、驚くべき洗脳の歴史とその正体とは――。
認知科学者・苫米地英人が、音楽と脳をめぐる衝撃の真実を解き明かします。
私たちは日々、音楽に癒やされ、励まされ、感情を動かされています。
しかし音楽は、単なる娯楽にとどまりません。扱い方を誤れば、きわめて強力な「洗脳装置」にもなり得るのです。
あなたが信じる「美しさ」は、作られたものかもしれない
多くの人が美しいと感じる、ピアノの「ド・ミ・ソ」の和音。
ところが、現代の標準である「平均律」においては、この和音は数学的に完全な協和ではなく、わずかな濁りを含んでいます。
それでもなお、私たちはなぜそれを美しいと感じるのでしょうか。
そこには、歴史の中で形づくられてきた宗教的背景や、教育を通じて長年刷り込まれてきた価値観が深く関わっています。
音楽は「脳」を支配する
音楽は耳から入り、脳幹、視床、大脳辺縁系といった脳の深部に直接働きかけ、情動を大きく揺さぶります。
本書では、ヒット曲に共通するコード進行の秘密から、アフリカの太鼓がもたらすトランス状態のメカニズムまで、音がどのように人間の意識や能力に作用するのかを、認知科学の視点から詳しく解説します。
音楽の歴史、宗教、脳科学、そして未来。
本書は、「聴く」という体験そのものを根底から見つめ直し、音の力によって自己の可能性を解き放つための一冊です。
※本書の内容は、紙版の書籍が発売された当初の内容を収録したものとなります。時事情勢・制度等は現在の状況と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
53
広義の洗脳媒体としての音楽を全般的に語った部分は宗教の洗脳性強調以外は基本的に詳しい音楽書で述べられる域を出ない。また狭義の洗脳であるサブリミナル化された機能音源については概略のみ。音階と調律の歴史的推移を辿り純正調と平均律が人間に及ぼす差異に無頓着で平均律や固定ドでお茶を濁す日本の安易な音楽教育に警鐘。デジタル媒体は可聴域以外の情報排除で利便性は向上したが、超高周波も包含し視聴により脳内深部に到達するアナログ媒体は極めて貴重。後天的な絶対音感訓練は左脳拡大ではなく右脳収縮を来す。この本知識整理には有用。2024/12/28
羽
12
☆☆☆☆☆ 昔から西洋では「音楽の規則性と美しさは神の御業を示すもの」。ピタゴラス音階、純正律に続き、よりシンプルな比率の平均律が発明され教会が採用すると共に、弾きやすさや調律のしやすさから平均律のピアノが普及した。黒鍵のド♯とレ♭は本来は異なる音であること、ヒット曲に多いコード進行があること、海外では純正律の音楽教育も受けていること、倍音成分が多ければ人の心地よさもそれだけ大きくなることなど初めて知ることばかりだった。極めつけは付属の機能音源CD。色々な音が混ざった音楽だったので不思議な気持ちになった。2018/11/06
たー
10
ピアノの和音が濁ってるって知らなかったなぁ。(図書館で借りたらDVD付いてなくて残念)2017/12/29
Sachi
7
宗教と音楽の関連は密接で平均律が採用されるに至った経緯など説明されている。ピタゴラス音律から純正律の採用そして平均律への変遷は音楽を勉強した人なら知っているとは思います。平均律はが狂っていることも知ってはいますが、どうしてそうなっていったのかの説明がさすが苫米地先生らいいなと思いました。ヨーロッパでは純正律と平均律を子供の頃から慣れ親しんで勉強していて、ここが日本の音楽教育と大きな差を生み出している、これは切実な問題だと思う。アナログ音源については最近レコードが結構売れてますね!2018/10/17
trazom
7
帯に「ご存知でしたか?ピアノの和音が濁っていたことを」とあるが、音楽する人は、そんなことはみんな知っている。平均律に限界があるという前提の上で、だからこそ、そこからどんな音を作って行くかを考えるのが「音楽」の本質である。鈴木秀美先生やクイケン先生の本を読むと、一流の音楽家は、ここまで繊細に音律にこだわるのかと、卒倒するほど感動する。この著者は、長調と短調は音の並びは同じだと単純に主張するが、ならば、旋律的短音階や和声的短音階をどう説明するのか。著者が、一体何を主張したいのかわからないまま読了してしまった。2018/03/19
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