内容説明
ALS同時者の著者が、生につながる人間関係と死につながる安楽死問題を綴る。
全身不随で24時間365日の介助を受けている著者。死にたくなることもある。「介助者や友人や活動仲間がいなければ、私の生はどうなっていただろうか?」「人間は、自分で生を決めることはできない。私が生きているのは、ひとえに人と関わっているからなのだ」。1部では、著者の生につながる人間関係を。2部では、死につながる安楽死問題、自分が感じる残された時間について綴る。ALS患者当事者が、眼球を動かすことだけで、一文字一文字を綴った渾身の1冊のパート2。
【著者】
岡部 宏生
1958年東京都生まれ。東京都出身。1980年中央大学を卒業、同年に建設会社に就職。2001年建築不動産事業コンサルタント会社を設立。2006年筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症。2007年在宅療養を開始。2009年胃ろう造設、気管切開・人工呼吸器を装着。2010年訪問介護事業所「ALサポート生成」を設立。2016年「日本難病・疾病団体協議会(JPA) 」理事に就任。「日本ALS協会」会長に就任。2019年特定非営利活動法人「境を越えて」を設立。
目次
1部 人と人が関わることで、人の尊厳は生まれる。
1章 患者と介助者の関係
2章 介助という仕事
3章 情動制止困難という症状
2部 生物は、死ぬことを前提として、存在している。
4章 安楽死・尊厳死
5章 呼吸器をつけて生きる
終章 明日は来るのか?
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