内容説明
「失われた30年」の長い停滞が始まった頃――.1995年に文芸評論家・加藤典洋の「敗戦後論」が提起した論争を入り口に,戦後80年を経た今も未完の戦後責任問題,対米従属から抜け出せない「日本の袋小路」,「戦後」を論じる批評世界の「切断と接続」をめぐって言葉を交わす.混迷を深める諸問題に向き合うための真摯な対話.
目次
はじめに(伊達聖伸)
来たるべき「戦後」について(高橋哲哉)
戦後秩序を否定するアメリカ――日本の選択(三牧聖子)
距離の問題――あるいは戦争と批評(須藤輝彦)
クロストーク
あとがき
戦後八〇年も節目の年となるか(伊達聖伸)
Nil desperandum(高橋哲哉)
岐路に立つ日本の選択とは(三牧聖子)
文学の回路(須藤輝彦)
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