内容説明
仕事での大失敗、大切な人を失う経験、家族との諍いなど、
人生の困難に直面したとき、どう受け止め、どう生きていくのか──。
多くの人の胸に静かに届いてきたエッセイ集が、長文の新原稿を増補してリニューアル。
【本文より】
「悲しむ者は、生きるちからを失っているのではない。
悲しみの底を歩いたことのある者たちは、悲しみこそがちからであることを知っている。」
*****
【目次】
言葉の護符
根を探す
燃える石
天来の使者
働く意味
未知なる徳
書けない日々
苦い言葉
言葉を紡ぐ
読まない本
未知なる父
痛みの意味
天命を知る
生かされて生きる
色をいただく
一期一会
黄金のコトバ
姿なき友
信と知
メロスの回心
眼を開く
自己への信頼
彼方のコトバ
言葉の種子
あとがき
詩が悲しみに寄り添えるなら
こころの奥に湧く清き水 増補版あとがき
『言葉の贈り物』ブックリスト
*****
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
75
若松さんのこの本は文春文庫で既読ですが、増補版が出たので読んでみました。「詩が悲しみに寄り添えるなら」ということで、万葉集や小林秀雄あるいは中原中也の作品についてのエッセイが収められています。既読部分も若松さんの本の中でも様々な文芸作品についてのエッセイで楽しめます。2026/04/11
tamami
53
この半年、著者の作品を手に取ることが多くなった。著者の言うコトバ、文字に記された言葉だけでなく、事象の背後にあるコトバを読む?、ことで心の安らぎを得ることが幾度となくあったからだ。本書にはそのようなコトバが随所に溢れているが、最も印象に残ったのが、神谷美恵子『生きがいについて』の中にある「生きがいをうしなったひとに対して新しい生存目標をもたらしてくれるものは、何にせよ、だれにせよ、天来の使者のようなものである」が引かれた、「天来の使者」という作品である。若き日の著者が対面したある上司との真の邂逅に涙する。2026/03/12
-
- 電子書籍
- ひらめき! たんていクイズ 3年生 な…




