角川書店単行本<br> 〔新版〕 スターリングラード攻防戦

個数:1
紙書籍版価格
¥3,520
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川書店単行本
〔新版〕 スターリングラード攻防戦

  • ISBN:9784041164426

ファイル: /

内容説明

【20万以上の将兵が失われた無謀な作戦の内幕】
懲罰大隊で多くの同胞の死を見届けた軍曹グノートケ、上層部の無謀な命令のもと戦車連隊を指揮した大佐フィルスホーフェン、包帯もモルヒネもないまま無数の負傷兵を手術し続けた軍医フート、片腕を失いながら率いた大隊が壊滅した中尉ラウコウ――ソ連軍に包囲され、退路を失い崩壊する第六軍で、彼らは次々に仲間を失っていく。史上最悪の「絶滅戦争」、その最前線の群像を描く。
解説:大木毅

〈人を殺し町や村を焼けという命令が、最後の一兵まで最後の一弾まで戦えという命令が下されて、その命令はいまだに実行されている。ここ三日のあいだ、軍司令部からは全然命令が出されていない。軍団も黙っている。軍団から命令が出なくなってから、もう二日になる。それなのに戦闘は続けられている〉(第7章より)

【目次】
1 まずグノートケがいた
2 そしてフィルスホーフェンがいた
3 一二六高地奪取さる
4 小さな部屋、はだかのままの壁、白いカーテン
5 致命的打撃は南からきた
6 第二九七歩兵師団
7 ゲンネルン将軍とフェンネコール将軍
新版解説 大木毅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

83
戦死者20万人とも言われる独ソ戦の最大の悲惨な戦い・スターリングラード攻防戦。本書は、実際に起こった年である1943年から44年にかけて連載されたドイツ語本からの再訳である。まず同時代で直接取材した内容が反映されていて描写がリアルである。食糧も後方支援もなく武器もなく零下15度の凍土では塹壕も掘れず車もない。軍医も次々と負傷兵を切っては回復することもなく死んでゆく。軍司令部は一歩も退くなと命令を下すのみ。登場人物はほぼ死に絶える。著者はドイツ人。翻って日本にこれと似た戦記は残されていないことに気付く。2026/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23200320
  • ご注意事項

最近チェックした商品