角川書店単行本<br> デッドマンズ・チェア

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角川書店単行本
デッドマンズ・チェア

  • 著者名:阿津川辰海【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • KADOKAWA(2026/03発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041163191

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内容説明

「伝える」の能力で捜査に貢献してきた小鳥遊沙雪が、横浜で人質としてつかまった。犯人は、駆け落ちしてきたという中国人の少年と少女。「弾く」の能力者による殺人を捜査中だった「警視庁公安部公安第五課 コトダマ犯罪調査課」のチームは、沙雪の行方も追うことになり……。永嶺スバルは上司・三笠葵への不信を持ちながらも、捜査未経験者が半数のチームで形勢逆転を狙う。どんでん返し、構図の反転が多発する本格ミステリシリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

493
シリーズ二作目。この手の作品は、一作目で基本フォーマットの説明やチーム結成までの経緯に頁を割くことが避けられず、時にそれが単調さを生む。しかし、二作目以降は、冒頭からフルに事件だけを描け、俄然山場が増えてエンターテイメント性が増したりする。今作もまさにそれで、複数の事件が同時進行しながら、新たに登場する能力者も増えて、バトルもふんだんでスピード感が格段にアップ。スバル視点の章だけ一人称にしている意味がなく、むしろ違和感になっているのと、ゼリー飲料のキャップで電球壊せないだろというのがツッコミどころ。2026/04/05

パトラッシュ

172
「コトダマ犯罪調査課」シリーズは何でもありの特殊設定ミステリだが、その制約面を明確にすることで謎解きの面白さを追求する。コトダマを使う際の条件やノウハウが細かく規定され、誤ったり見抜けなければ失敗か死なのだ。従来のこの手の物語はSFも含め超能力がぶつかる戦闘が中心だが、こちらは観察と分析の頭脳戦が前提となる。調査課のメンバーが誘拐される事件から中国マフィアと衝突する派手な展開だが、クセ強捜査官たちはリーダー不信という重荷を負いながら相手の能力と思惑を先に読み切り、解決に導く警察小説的ドラマが成立している。2026/04/16

ちょろこ

122
面白さが止まらない一冊。コトダマ犯罪調査課シリーズ2。前巻があの終わりだっただけに手にした時からドキドキ。今巻は捜査チームメンバーの小鳥遊が巻き込まれたマフィア関係の事件と、鳥類連続狙撃事件、そして過去の事件を絡ませる面白さ。そしてコトダマ能力も複雑さ奥深さが増してきて、頭脳戦ともいえるバトルに面白さの磨きがかかったと思う。止まらないページを捲る手、まさかの展開には絶句。悲しみをのみこまずにはいられなかった。非道な黒幕のアイツ。かなり手強い。これからお互いにどう出るのか…コトダマメンバーから目が離せない。2026/05/16

タイ子

92
面白いのになかなか進まない。きっと私の集中力のせいなんだ。でも、面白いのは間違いない。コトダマ遣いの刑事たちが命をかけての闘い。相手は中国人マフィア。事の起こりは小鳥遊沙雪が横浜の公園で出会った中国人男女。彼らを助けるために闘うのはマフィアが送り込んだ最強のヤツラ。こいつらもコトダマ遣いだから面倒なこと。こんなことある?!面白いけど、コワイ。そして、犯罪調査課(コトダマチーム)で指揮を執るあの女。皆が疑心暗鬼なのに手が出ないもどかしさ。あー、腹立つ!読了後、冒頭に戻ったら泣けてきた。絶対敵討ちしてよね。2026/05/30

hirokun

79
★3 最近自分の人生の残された時間が限られている事を実感する機会が多い。この作品もエンタメ小説として面白く読ませてもらったのだが、それ以上でもそれ以下でもないという感想。難しい作品で中断するだけではなく、読書目的も考慮し途中撤退することも考えなくてはいけない年代になったか?2026/05/05

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