内容説明
2034年。木星圏へ投入された探査機「さいせい」は、ミッションの途上で奇妙な電波源に遭遇する。カメラに映り込んだ巨大な黒い影──直径100メートル、全長500メートルの円筒は、現生人類がはじめて接触する異星種族の宇宙船だった。彼らは1万6000年前に放たれた人類の全遺伝情報(ゲノムデータ)を受信し、発信源を辿って太陽系を訪れたのだという。だがあらためて言うまでもなく、当時の地球上には高度な文明など存在しなかったはずだ。ゲノムを他星系に送信したのは、未知の超古代文明なのか? それとも……。圧倒的な知的興奮を喚ぶ、人類史×宇宙SF。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Kobayashi
19
どうしても異星人遭遇ものは月を継ぐ者風に読めてしまうなぁと思いつつ一気読みしました。2026/05/01
Mc6ρ助
13
昭和の味がする日本SF勃興期のあの人やこの人が書いたと言われても納得してしまいかねないスケールの大きなストーリー。ダンパー数が10倍だったら友達の友達の友達は35億人!国がなくなるなんて本当なのだろうか?戦争がなくなるなんて本当だろうか?とはいえ南西諸島の避難が一週間もかかるなんて仮想敵国(いまでもそう言うのかしら)が待ってくれないだろうと思っていたけれど、この本を読むと日本が住民の命に重きを置いてはいないことを分かっていればわざわざ人質に取るような手間は掛けないかもしれないと気づかされる。合掌。2026/06/18
花林糖
11
(図書館本)木星探査機が木星圏で巨大な黒い影を映し出した。人類が初遭遇する異星種族の宇宙船。彼らは1万6千年前に放たれた人類のゲノムデータを受信し太陽系を訪れたという。ゲノムを発信したのは誰なのか。ファーストコンタクトに超古代文明の謎。設定等は面白かったけれど終盤が駆け足気味で残念。エピローグは良かったです。2026/07/02
TI
11
木星探査惑星からの映像で明らかに人工の飛翔体が写っておりそれが地球に謎のメッセージを送ってきた。という出だし。さらにこの物体からのメッセージで16000年前の地球から信号が送られ地球にやってきたとの事で超古代文明?みたいな展開を期待したが・・。この作者は最初はいいんだけど尻窄みにいまいちに。残念。2026/05/31
ソラ
9
【読了】D+ 読み物としては面白かったが、小説として読むと尻すぼみというわけではないがそっか…っていう感じの結末。2026/05/31




