集英社新書<br> <ヴィジュアル版>ディープ・ニッポン

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集英社新書
<ヴィジュアル版>ディープ・ニッポン

  • ISBN:9784087214024

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内容説明

日本人は自国を狭いと考えがちだが、日本列島は総面積で見るとイギリスの1.6倍もの広さ。定番観光地の「奥」や「裏」には、豊かな自然と文化が残され、いまもなお、ひっそりと物語を紡いでいる。半世紀以上にわたり日本を見つめてきたアメリカ生まれの東洋文化研究者が、北海道から九州まで、奥深い魅力にあふれ、インバウンドが押し寄せない、心静かな六つの聖地へ読者を誘う。文章と写真の美しさが呼応する日本秘境紀行――「私たち日本人が忘れかけているものが、この旅の中でひっそり息をしている」(作家・今村翔吾さん)

目次

はじめに
1 国東
2 青森
3 小笠原
4 北海道
5 徳島
6 福井・京都
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

45
米国人の東洋文化研究者が、国東、青森、小笠原、北海道、徳島、福井・京都を巡り、ディープな自然と文化を紹介。神仏習合の思想が色濃い国東半島や、廃仏毀釈の経過が現存する平泉寺白山神社、スギやケヤキの大木など、多くの日本人があまり気に留めないが、極めて日本らしい風景を切り取っている。世界中に「木」探訪グループがあることも知る。夕張と美瑛は、自分も20数年前に巡ったが、当時以上に明暗が分かれた状況が分かり、再訪意欲が湧く。福井と丹波を裏京都と呼んでいたが、裏や奥にこそ日本らしさを引き継ぐ文化が眠っていると感じる。2026/05/25

エリカパパ

2
田植えの頃の水田。美しいと惚れ惚れする景観だ!著者の見方に我が意を得たり。本書の旅は荘園の水田がほぼ完全な姿で残る国東半島「田染荘」から始まり青森・小笠原・北海道・徳島・福井・京都に続く。日本の「奥」と「裏」そして「神」と「仏」私もひっそり息づく神仏習合の地を訪れてみた。日本の元の姿を自分の目で見つけて、そこにただ心を溶け込ませる。人混みという草をかき分け、奥や裏に入り込んでいくと、その先に隠れ里があり、水をたたえた棚田、苔に覆われた石、そして神と仏が平和に共存する古刹が静かにたたずんでいる。心が弾む。2026/06/18

spike

1
装丁の美しさに魅了された、にも関わらず電子書籍で読了。写真の数々もだが、文章の解像度の高さにさらに魅了される。日本の風景、自然への愛情がなせることだと思う。夏の旅行先探しのヒントにと思ってたけれど、それ以上に印象に刻まれる。数年前に前作が出ていたとのことなので、それも読んでみることにする。2026/04/01

テレタビー2026

0
味わい深い文章と写真。新書なのでコンパクトにまとめられてはいるが、十分に「裏」旅行欲を掻き立てられた。北海道と徳島はかつて住んでいたこともあり懐かしさと同時に再訪したくなってしまった。2026/06/09

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