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内容説明
※本書はTeamバンミカスより配信されていた『破戒(まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
生きたい。このままずっと…普通の人間として
封建的身分差別が残る明治時代。青年教師・瀬川丑松は父の戒めを守り、素性を隠し暮らしていたが、同じく被差別部落出身の解放運動家・猪子蓮太郎の生き方に感化されてゆく。ある日、丑松の素性を疑う人物が現れ、生活は一変する…。「差別」という人間に根ざす社会悪を描き、漱石からも激賞を受けた自然主義文学の傑作を漫画化。
まんがで読破シリーズ 第2巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
378
被差別民の話を書いた1冊。この後全国水平社が出来て差別に立ち向かう流れが出来たんだろうなと思った。明治時代にこんな差別があったのかと勉強になった。2017/02/08
鷺@みんさー
37
このシリーズはなんだか漫画の独特のクセ(表現方法)が強くて、この作品もやっぱりちょいちょいクセツヨ過ぎて内容が頭に入ってこない所もあったんだが、おとっつあんの亡霊が何度も甦っては戒めを説くシーンが印象的でした。破戒とは正に宗教の戒律にも並ぶ程の、鵠を射たタイトルだなと。当時は、そして残念ながら今日に置いても、破戒が人生を破滅するものと苦しんでいる人も大勢いるのだろうし、それでもこの作品が当時書かれた意味は大きかったのだと思います。次は原文で読まなければ。2024/10/30
33 kouch
37
自然主義文学の代表作として手に取る。とても思うところがあった。まだ世の中には 差別意識はある。そして格差の延長で根深い差別もまた誕生しようとしている。真の平等とは何なのか。物凄く難しい。認めよう、受け入れようでは絶対に解決しない気がする。まずは自らが「知る」ことがスタート。そして思い遣ることから始まる気がする。2024/05/07
高市早苗、辞めてくれ。寺
37
ご存知『まんがで読破』シリーズ・島崎藤村『破戒』の一巻。うーむ…差別を扱っているというのもあるが、これは近いうちに原作を読もう。もしくは市川雷蔵主演の映画を見よう。そのくらい気になる内容だ。この描き方は明治39年の限界なのか?それとも島崎藤村の限界なのか?。この漫画のラストはハッピーエンドっぽくしてあるが、原作もこうなのだろうか?。読んでいて腹も立つし悲しくもなるし、とにかくざわざわさせる。差別小説と言う人もいながら今なお残っているだけの魅力が確かにあるのだ。漱石はきっとそこを評価したはず。2014/10/27
ルート
26
タイトルは戒律を破るって意味かな。差別のお話。人の弱さゆえ、何か批判の対象をもって、優位に立ちたいんだろうなぁ。違いを知るだけなら区別なんだろうけど、そこに優劣が生まれると差別になるのかな。例えば不登校において考えてみると、生まれながらにして不登校の人はいない。関係性の中で、誰しも不登校になりうる。不登校の過去があっても、未来が曇ることはない。むしろその経験をバネにしている人を、多く見てきたつもりだ。そしてそんな支援をしていきたい。みんな違って、みんないい。2018/09/12




