朝日新書<br> 抱え込む男たち ケアで読み解く生きづらさの正体

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朝日新書
抱え込む男たち ケアで読み解く生きづらさの正体

  • 著者名:奥田祥子【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 朝日新聞出版(2026/03発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022953629

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内容説明

職場の不和、すれ違う家庭。その根にはケアの埒外にあって苦しむ男性たちの姿があった。ジャーナリストとして、学者として2000人の男性の声を追った筆者が解き明かす生きづらさの正体。自分と相手を共にいたわるヒントで、新しい関係を築く一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kuukazoo

19
社会が要請する男性ジェンダーを内面化し過ぎて他者や自分に対する共感とか労りとか気遣いを蔑ろにしてきたツケが不幸を招くみたいな事例を読みながら、これは男性に限った話ではないなぁと感じた。ケアしてるつもりがスポイルになっちゃってる話は、相手を自分の道具や手段にしてしまっていて、本当に相手のことを考えているわけではない(自分の都合しか考えてない)ことをえぐりだす。ハン・ガンの『回復する人間』の中の一文「私たちの平和は、私の健康を前提としたものだった。」容易に崩れうるその前提が崩れた時どうふるまうかが問われる。2026/04/14

bookreviews

7
長ければ20年ほど、同一人物を追いかけてインタビューしているところに特徴があります。その間、その人物それぞれに苦悩があり、奥田さんのインタビューに応じてもらえない期間を経て、自身を振り返り、これからに向けて歩みを進めていく過程が記されています。自分にもこういう時期があったなぁ、と電車の中で思わず「うーん」と唸りながら読み進めました。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/takeon 2026/06/06

二人娘の父

7
読了著作は2冊目の読了となる奥田さんの新刊。相手の存在を「手段」ではなく「目的」に、などの主張は、永井玲衣さんとも重なることがある。ただ前回も思ったが、何かもう一つ響いてこない。それがなぜなのかは不明。女性脳と男性脳などという今日的には科学的な有効性が否定されている議論に乗っかてしまう危うさは確実にある。多くの方の語りを基にした取材の努力には敬意を表したい。2026/04/10

Neuroticism

2
ケアとは、相手を思いやり慈しむことという理解である。そのケアという概念が内面化されていない男性へのインタビューから構成される。インタビューの語りとエピソードを紹介する形式なので、観念的で抽象的な話をして水掛け論のようになることを避けられており有意義だと思いました。パワハラ、虐待に及んだ男性を、ケアの不足という視点で分析しています。もちろんケア力が低い人はたまに女性でもいますけど、男性にはより多いということでしょう。ケアという概念が心理学の観点からはどう分析できるか気になりました。視点取得なのか?2026/05/06

ひのき

1
今回の本の中で印象に残ったのは、食事も水分も与えず子どもを置いて出て行った父親。母が帰って来たら脱水で倒れてたそうで、うちでそんなことがあったら二度と会わせたくない。モラハラの人も奥さんが出てってから慌てている。野原広子のコミックエッセイみたい。 夫もそうなのだけど、なんで男って自分のことケアしないのか?友だちの旦那さんも社畜で、そこまでして何なんだか理解できず。2026/05/18

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