内容説明
2025年TVドラマ化した『プロパガンダゲーム』の著者による、待望の最新作! 新聞記者をしている春名に、日本政府から奇妙な取材依頼が届いた。政府が大手広告代理店の電央堂と組んで、新組織「内閣情報局」を立ち上げるらしい。内閣情報局といえば、戦時下の日本でプロパガンダを主導した組織の名。きな臭さを感じつつ取材へと向かった春名を待っていたのは、内閣府の採用担当者と、かつて電央堂で行われた曰くつきの採用試験「プロパガンダゲーム」だった!?
AIとSNSで無限に拡散される偽情報との戦いを描いた社会派サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
25
ひゃー、面白かった。面白さと共に情報を使って知らぬうちに誘導されている怖さに震える。架空のsnsを使って政府チームとして国民を反対に導く試験に参加させられた4人のメンバー。AIを駆使して偽りの画像と情報を流す者たち。同じ情報でも使い方によって国民に与える印象が大きく変わる。真実よりもどう思惑通りに印象操作できるかどうかなのだなと現実にもすでに誘導されているのでは…とそのリアルさに怖くなる。合言葉にあった解釈があるのみという言葉が浮かぶ。決して他人事ではないリアルな設定と気になる展開に一気読みの一冊。2026/03/27
shikada
10
架空のSNS上で「情報戦」を行い世論を誘導するゲーム。フェイク画像、切り抜き動画、凍結、ボットファーム……なんでもありで、アテンション偏重の昨今への風刺が効いている 誰かの手で、瞬間的に怒りや蔑みを植え付けられる怖さも同時にある2026/03/29
ジニー
5
★★★☆☆2026/03/19
フジ
3
前作がめちゃくちゃ好きだから楽しみに読んだけど、結構ガッカリした。ちゃんと‘プロパガンダゲーム’をしているのが見たかったのが本音。外編は良かった2026/03/14
emikoueda
2
SNS上でのプロパガンダの話。ある方向性に市民を誘導しようとしたときに取られるさまざまな工夫について、とても興味深く、ライトに読めて面白かった。 意思決定において事実(ファクト)よりも物語(ナラティブ)が優先されるという事実は、誰かに特定の道を選んでほしいと思う時にはこれまでも意識してきたことだが、自分自身が正しく情報を捉えようとするときにはよく気をつけないといけないなと思った。2026/05/06




