私と言葉たち

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私と言葉たち

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  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309208725
  • NDC分類 934
  • Cコード C0098

出版社内容情報

大好きな本、言語、詩、動物たち、自分が育った家……。2000年代の講演・エッセイ・書評を集成。ディック、レム、カルヴィーノ、サラマーゴ、アトウッドなど作品書評も多数収録。

著者情報
1929年アメリカ生まれ。62年作家デビュー。ネビュラ賞、ヒューゴー賞など主要なSF賞をたびたび受賞。著書に『ゲド戦記』シリーズ、<西のはての年代記>3部作、『闇の左手』など。2018年没。

内容説明

想像力と文学の有用性を説く「取扱説明書」、ボルヘスを起点にファンタジーの水脈をたどる「『実際には存在しないもの』」、生き物の名前から架空の民族語まで「言語を発明すること」、自身が暮らした素晴らしい家を読み解きながらル=グウィン作品の真髄に至る「芸術作品の中に住む」など、2000年以降のエッセイ、講演、書評を集成。メアリー・シェリー、トールキン、ウルフ、ボルヘス、レム、サラマーゴ、“ドリトル先生物語”など、敬愛する作家・作品への慈愛に満ちた言葉が愉しい傑作エッセイ集。

目次

講演、エッセイ、さまざまな機会に書いたり、しゃべったりしたもの(取扱説明書、あの頃の状況;ジャンル―フランス人だけが愛しうる言葉 ほか)
本の紹介と著者についての解説(極上のアメリカの小説―H・L・デイヴィスの『ハニー・イン・ザ・ホーン』;フィリップ・K・ディック『高い城の男』;ハクスリーのバッド・トリップ ほか)
書評(マーガレット・アトウッド『洪水の年』;ロベルト・ボラーニョ『ムッシュー・パン』;ジェラルディン・ブルックス『古書の来歴』 ほか)

著者等紹介

ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.] [Le Guin,Ursula K.]
1929年カリフォルニア州生まれ。コロンビア大学などで、ルネサンス期のフランス文学・イタリア文学を専攻。1969年に長篇『闇の左手』でヒューゴー、ネピュラ両賞を受賞し、高い評価を得る

谷垣暁美[タニガキアケミ]
1988年から翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フム

37
図書館本。2000年から2016年までに書かれたエッセイや書評。以前に読んだ『暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて』より一年ほど前に出版されたものとのこと。特に書評が素晴らしかった。『高い城の男』『ソラリス』『タイムマシン』アトウッド『洪水の年』など。特に日頃あまり読まないSFが、彼女の手にかかるとなんとも奥深く、魅力的に思えて読みたくなってしまった。2023/01/25

かもめ通信

26
原題は“Words Are My Matter”(2016)2000年~2016年の間に書かれたエッセイや書評の他、1994年の特別な1週間の日記が収録されている。いつ読んでも、どこから読んでもいい内容だけに、ひととおり読み終えるまでかなり時間が掛かった。最後のページまで目を通したとはいえ、通読するだけではもったいない濃さで、この先何度も読み返すことになりそうな1冊でもある。 2023/07/31

Mc6ρ助

15
『レイアが犠牲になることと、この本の最後にケルヴィンが脆く不確かな救済を垣間見ること・・邪魔になる女性的な要素を排除され、宇宙がいま一度、純粋な、 「ジェンダーのない」――すなわち、男性的な――心に還元されて初めて、彼が救済を垣間見ることができる、ということなのだろうか?読者によっては、これがこの小説についての、もっとも心惹かれる問題――この小説が明示的に問う逆説的な問い以上に、心惹かれる問題だと思うかもしれない。(p230)』「ソラリスの陽のもとに」など知ってる本でないと面白くない不思議な書評の数々。2023/02/27

NakaTaka

12
ル=グウィンさんと言えば、勿論ゲド戦記の著者。講演録やエッセイ、書評等をまとめた本。新聞書評で知り、読んだ。難しかった。でも、興味を持ったところから少しずつ読んだ。手元に置いて時間のある時に繰り返し読もう。2023/04/08

ふみふみ

11
既読のディック、レム、ハクスリー、ウェルズなどの著書の評論を拾い読み、知見というか目新しい視点みたいなものはないです。そして、ルグウィンの小説は自分には合わないんですが、エッセーも合わないとは。スタイルなのかロジックなのか、その両方なんでしょうけど、原文をリスペクトしすぎな翻訳が更に難しくしている気がします。もっと意味だけ拾った意訳でもいいと思うんですけどね。2023/08/05

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