内容説明
「私たち武士は農民からあがる年貢で暮らし、自分では何もせず左団扇でのうのうとしているのだと少し気が引けた。……自分はしがない下級武士であるが、好きな算学を究め、それを世間に広め役立ちたいと思ったのである」(本文より)。駿府・松木家での学問修業が和算の礎を確立。謎に包まれた、後世、算聖と呼ばれる男の一代記、第2弾。いつかきっとこの国も算学が必要になってくる──
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
180
若かりし関孝和。駿河国の豪商松木新左衛門氏の計らいが素晴らしく、人生の中でも最重要且つ、恵まれた関係だったのではないでしょうか?まだ折り返しで、これから先にも大きなイベントありそうですけど。 円周率の分数近似を求める『零訳術』はExcelさん使えば簡単に再現できるので、試してみた。当然πに収束して行くけど、より良い近似値を選択すると言うか、何処で妥協して打ち切るか難しそうな。センスかな? あと、親族の方々とは、仲良くして下さいね。お家断絶回避の為に養子に迎えられた訳ですし。(今後進展がある予感)2021/05/28
ぱぁる
9
郷土の偉人。人と人との繋がりは希薄になってて、でも、政治家の恥も外聞もないようなおねだりの厚顔さに呆れてしまう。この時代、交通も通信も日数がかかって今の私たちの店舗とリズムが違い、まどろっこしく感じるのは致し方ない。だけど、算術の勉強をするためとの大義とは言え、7年も居候をする。また、それを辞したあと、恩義は彼方、疎遠になる。何年も会わなかった兄弟に無心して、どうにかしてもらえると期待する。叶わないと露骨にがっかりする。こういうのが当たり前の時代なのか…。この巻にはがっかりした。2017/03/13
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