東芝 転落の深層――経営不祥事と裁判

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東芝 転落の深層――経営不祥事と裁判

  • 著者名:久保誠【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 朝日新聞出版(2026/03発売)
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  • ISBN:9784021003240

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内容説明

2023年12月20日 東芝 上場廃止
その背景には何があったのか?

財務担当副社長も経験した著者は東芝から巨額の損害賠償を求められたが、2025年3月東京高裁は一審を覆し賠償請求を退けた。米国原発事業の莫大な工事損失と、第三者委員会報告書の闇。当事者だからこそ持ち得る視点と資料から、経営不祥事の深層に迫る。

2023年12月20日、東芝は上場廃止となり株式上場74年の歴史に幕を下ろした。1875年の創業以来、これが東芝の歴史上最大級の不祥事であることは間違いないだろう。
上場廃止の直接のきっかけは、2006年に買収した米国原子力発電機器メーカー・ウェスチングハウス社(WEC)の経営の失敗と、それに大きな影響を与えた2015年に発覚した「東芝不適切会計」への曖昧な対応である。
「東芝不適切会計」では、当時の社長3人と私を含む執行役財務担当2人が東芝から訴えられた。
裁判は信じられないほど長期化した。私は当初、裁判になれば事実や真実が明らかになるはずと楽観していた。しかし、2023年3月28日東京地裁判決で負けてしまった。裁判で潔白が明らかにならないのなら、出版で真実を訴えたいと思ったのが、この本を書いた一つの理由である。
さらに東芝上場廃止の最大の原因であるWEC案件は、裁判でも第三者委員会報告書においても一切核心が明らかになることはなかった。むしろ東芝や第三者委員会はWEC案件の巨額な工事損失を表沙汰にしないようにしたとすら思える。この東芝が曖昧に終わらせようとしているWEC案件を明らかにすることがもう一つの理由である。(本文より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あらたん

54
東芝の元CFOによる告白。真相ではなく深層。監査法人に承認してもらう、だとか、WECのコストオーバーランの正しさなど専門家でない自分にはわからない、なんて言い切っちゃうなど、日本を代表する名門と言われていた東芝のCFOの言葉とは思えないところはあるものの、事件の当事者による当時のルポとしては興味深く読めた。第三者委員会が決して清廉潔白に仕事をしているというわけではなく、その適性を担保検証する仕組みはそのうち必要になるでしょうね。2026/02/13

る@文系大学生→公認会計士

3
著者の主観であることは念頭に入れつつ、 経営執行側の体質、監査法人の対応、業績の悪化が転落につながったのかと思う。とはいえ、著者はサラリーマンではなく経営側で関与していたのだから、正しいことをしていただけでは不足していて業務執行の監督まで(なんなら財務部出身なのだから会計周りは尚更)きちんと見ている必要があったのでは?と。ただ、第三者委員会の報告書は裏で忖度がされているのは著者の言う通りだろうなとも思った。 直近で最も有名な粉飾決算・上場廃止が車内の目線で赤裸々に書かれていて読み応えがあった。2026/01/29

おい

2
筆者は当然自己弁護が目的の様であり、かなり偏った内容と考えながら読む必要がある。しかし有罪無罪は置いといて筆者のポジションで他人事は無いだろうし、そういう事を中枢にいた人間がしゃあしゃあと考えて世間に言って回る様な会社自体、病んでる組織と感じる。 ★★★2026/03/12

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