まどろみの星たち

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まどろみの星たち

  • ISBN:9784591187746

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内容説明

ある事情から夜に眠れなくなってしまい、休職していた保育士の文乃。
昼夜逆転した生活リズムであれば眠れるようになり、夜間勤務のある24 時間営業保育園「つづきの保育園」に転職する。
厳しい現代社会の中でも懸命に子育てする親と、親をひたむきに愛する子どもたち。文乃はそんな親子の力になりたいと願い、真摯に向き合っていく――。
暗闇にあたたかな光を灯す傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shio

32
夜間保育園の存在を知らなかった。24時間営業の様々な仕事を支えている方々の日々の暮らしを想像もしてみなかった、と視野の狭さを知らされました。保育園で眠る「ほしのこ」たちは、遊んで、食べて、眠って、大きくなる。いろんな人に支えられて、安心して育つ場所がある。一方で全ての保育園が理想的な場所でないこともリアル。子育てが一段落した私ですが、子どもが幼い頃の気の張った日々が怒涛のように蘇りました😱育児中、辛さを吐き出すことの罪悪感が常にあったので、親に寄り添ってくれるつづきの保育園の存在に心底ホッとしました✨️2026/02/05

aki

27
眠らない町・新宿にある24時間営業の「つづきの保育園」。夜眠れない文乃にとって深夜勤務は願ってもない条件。園長をはじめ、どの先生も子どもたちに対する愛情が深く、夜も預かってくれるだけでも助かる親にとってここは安心して預けられる救いの場。まだまだ小さい子どもの側にいてあげたくても、働かなくては生きていけない。子どもに寄り添うばかりでなく、そんな様々な事情を抱えている親たちにも寄り添い、頼れる場があるという事を身をもって伝えている姿は心強い。両親を早くに亡くした文乃の親代わりに支えてきた杏子も一つの愛の形。2026/03/05

nyanco

18
夜間保育の子供たちと親、保育士達の物語 本作を読むまで夜間保育には、作品にも出てくるかつての「ベビーホテル」のイメージがあったのでそれを払しょくしてくれた。夜職の人たちにも仕事があり、生活がある、だから夜間保育だって通常保育と変わらないはず。でも、どこか後ろめたさや、何故子供を夜間に…と後ろ指をさされがち。①クマラ・アヌシュリー 日本語がたどたどしい外国人夫婦の子供の話からスタートするのも巧い。②橋場祥 医師の妻と看護師の夫 主に育児を担う夫視点というのも今時で良かった →続2026/03/25

雪丸 風人

18
保育園?今さら関心ないかなとか思ってたのに超ハマった!主人公は昼の園が合わなかった二十代の保育士。信念を持って邁進する彼女が、夜の職場で、価値観を書き換えられるような経験を重ねる物語です。身勝手に見える大人にもそれぞれに重い事情があることが、ストーリーから伝わってきました。現実を前にしても折れない園長の理想が素晴らしいですね。惹きこまれたのはやはり、人探しの部分。かなしすぎる胸の内は衝撃でしたが、ラストで希望が見えた気がしましたよ。これは社会勉強にもなるお仕事小説ですね。(対象年齢は14歳以上かな?)2026/03/26

JUN

4
うまくいかないこと、 ひとりじゃどうにもできないことがある2026/03/25

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