内容説明
僕たち、何をめざせばいいんですか?
あまりにリアル、あまりに面白い! Z世代の空疎感をよくぞここまでと直木賞選考会でも話題をさらった異端の名作、ついに文庫化。
目次
第1話 吉原さんと沼田さん
第2話 ありふれた愛からひとり走り去って
第3話 初恋にひとり取り残されて
第4話 吉原さんと沼田さんⅡ
単行本 2024年2月 文藝春秋刊
文庫版 2026年3月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りんだりん
18
はじめの方は面白く読み進めていたが、途中から何だかよく分からん話だった。集中力が途切れたかな。★22026/03/16
KON
13
人生ゲーム。最後にやったのは小学生か中学生まで遡るかな。 ゴール時点で総資産が一番多い人が勝者というコアな部分は今も変わっていないようですね。 月並みですが、時代の多様化により人生のゴール?も多様化したのでしょう。 それがより抽象的になったことで、そこを目指す人々の焦燥感がよく伝わる小説でした。2026/05/02
huraki
10
大学を卒業して飛び出す社会には正解の無い道が無限に広がっている。様々な人や考え方に触れながら、時には立ち止まって悩みつつ道を選択し、歩んでいく。希望に満ちた新社会人やZ世代に翻弄される中堅社員、経営難を打開するため奔走する人々。登場人物たちが選び、形作られていく人生を通して垣間見える、価値観や自分自身について深く考えさせられた。2026/04/18
anken99
9
Z世代文学?直木賞選考で大いに話題になったことを本の帯で知り購入。この作家の著作を読むのは2作目だ。何者でもない若者が主人公であり、自分探しとでもいおうかモラトリアム的な日々が短編によって視点を変えて連なっていく。そこで出てくる世相はいかにも現代の風景なんだが、どこかで読んだことのある感覚。そうだ、初期の村上春樹作品とでもいおうか、若者だったワタクシが読んでいた本のような雰囲気がある。若者たちから圧倒的な指示を得ている作品のようだが、53歳になってしまったワタクシには、どこか遠い世界のように思えた。2026/04/26
ハッピー
6
ダ・ヴィンチの新刊情報で気になった初読みの作家さん.2016年の春に慶應義塾大学のビジコン運営サークル「イグナイト」の経済学部2年の沼田.2019年4月には大手町にある人材系最大手企業,パーソンズエージョントに新卒入社して総務部に配属.2022年4月には池尻大橋にある大学生向け大型シェアハウス「クロスポイント」にチューターとして入居.2023年4月にはパーソンズをやめて高円寺はずれの風呂なしアパートに住み,近所にある老舗銭湯杉乃湯にジョイン.沼田を近くにいる人視点で描く連作短編集.2026/03/19




