大草原の帝国 上:ユーラシアステップの遊牧民族4500年史

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大草原の帝国 上:ユーラシアステップの遊牧民族4500年史

  • 著者名:ケネス・W・ハール/水野克彦
  • 価格 ¥3,575(本体¥3,250)
  • 草思社(2026/02発売)
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  • ISBN:9784794228277

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内容説明

ユーラシアステップ地帯の4500年にわたる抗争と融和の歴史
遊牧民族が近現代世界の基盤を創り上げた壮大な物語をダイナミックに描く!

 本書は中央アジアという限られた地域の歴史ではない。従来の四大文明以降の諸文明を中心とした視点ではなく、広大なユーラシアステップに繰り広げられた遊牧民族たちが、どのようにして世界の歴史を動かし、築きあげてきたかを概観するものである。
 紀元前、馬を家畜化し広大な草原を駆けめぐった遊牧民族は、定住型の都市文明と対立しながら交流を深めて発展していった。その発展を支えたのが東西交易路シルクロードの興隆であり、地球に生まれた初のグローバル経済だった。
 東の中華帝国、西のローマ帝国との狭間で、遊牧民族は抗争を繰り返しながらしだいに帝国を形成していった。5世紀半ばにはフン族の征服王アッティラが出現。アッティラは、無敵の騎馬軍団を率いてローマ世界に押し寄せる。

<目次より>
第1章 ユーラシアステップ地帯に住む人々
第2章 ユーラシアステップ地帯で生き抜く
第3章 スキタイ人とペルシャ帝国ダレイオス大王
第4章 「穢れた民族」を封じこめたアレクサンドロス大王の伝説
第5章 匈奴の冒頓単于と万里の長城
第6章 匈奴と漢の長い戦争
第7章 クシャーナ朝の仏教庇護とシルクロードの興隆
第9章 匈奴後裔の中華帝国、北魏
第10章 イランの白いフン、エフタル
第11章 ローマ世界とゲルマン民族を翻弄するフン族
第12章 神の災い、アッティラ
第13章 東ローマ帝国に押し寄せるテュルク系遊牧民の波

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
ユーラシアステップ地帯4500年の抗争と融和の歴史。遊牧民族が近現代世界の基盤を創り上げた壮大な物語を描く1冊。紀元前馬を家畜化した遊牧民族たちがいかに世界の歴史を動かして築きあげてきたか。シルクロード交易をきっかけに生活を変え戦闘に革命をもたらしたインド=イラン語族。同じ祖先を持つペルシャ人とスキタイ人の対立、グローバル経済をもたらしたアレクサンドロス大王、匈奴と漢、パルティアとローマの戦争、エフタルやローマとゲルマン民族を翻弄するフン族の王アッティラなど、遊牧民が脅威となっていたのがよく分かりますね。2026/03/29

Go Extreme

3
内容:遊牧民族4500年史 遊牧民(スキタイ+匈奴+フン族)+馬+弓=無敵の騎馬軍団 遊牧民⇔定住文明(ローマ/中華/ペルシャ) 軍事対立+経済交流→シルクロード興隆=初のグローバル経済 ステップ地帯=東西文明を繋ぐ巨大回廊 遊牧民像:野蛮な破壊者(マイナス)→文化融合の調停者(プラス) 彼ら=歴史の脇役ではなく世界史を牽引した中心的存在 結論:遊牧民族の抗争+融和→現代グローバル社会の基盤形成!2026/04/25

RX93

0
▼印欧語族・ヤムナ文化、まずアナトリア語派が分離、次にトカラ語派(→タリム盆地)、しばらくしてサテム語群とケントゥム語群に分かれ、東へ西へ。イラン系遊牧民は中国/オルドスまで達する?▼匈奴(vs漢)、クシャナ朝(月氏/トカラ語系)、柔然vs北魏(鮮卑)、エフタル(イラン系)、フン(アッティラ)、アヴァール人(T)、ブルガール人(T)、マジャール人▼まずは印欧系が西から東へ。柔然あたりからアルタイ系が反転拡大、フン族の移動誘発。印欧系は中央アジア南(クシャナ、エフタル)へ、ペルシャに圧力2026/03/28

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