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内容説明
芸人の弟が死んだ。まだ1歳にもならない娘と、妻・今日子を残して。兄・昇司は二人を支えるために一つ屋根の下で共同生活を試みる。しかし彼には「躁」と「鬱」という、二つの極端に異なる側面があり……。ご飯を食べ、働いて、寝て、起きる。当たり前の生活もままならない中で、彼らは生きる希望に手を伸ばす。双極症当事者の著者が贈る、ステップファミリー・ストーリー最終3巻。CREA夜ふかしマンガ大賞2025第8位&最終話に感涙の声多数!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
駒場
6
自身が双極性障害で「親になることを諦めた」という作者だから描けた展開か。人間同士の支え合いとして男女2人の信頼、衝突、歩み寄りみたいなものを丁寧描いた上で、「結婚(再婚)」「主人公が法律上も義務・責任のある父親になる」ところへ結実させなかったのは、私はひとつの選択として良い終わり方だと思った。親になることには大きな責任が伴うし、良く見える選択肢が必ずしも正解ではないけれど、双極性障害を抱えながらも「譲れない目的」をノートに書いて考えた主人公の姿は、少なくとも子どもに対する責任を真摯に考えている姿だった2026/04/10
coco_ni_iruyo_
2
双極性障害の方が、躁転を「治った」って信じた結果、鬱点したときのショックを丁寧に描かれてて、読んでて辛くなる。 3歳の結ちゃんに、「きょうのお母さんはマルお母さんはバツ」の絵本を読み聞かせるシーン泣きそうになった。 主人公の「自分一人のために生きるので精一杯。いつも死にたい。俺の人生の目的は食べる寝る生きる。それくらいで。それだけできればじゅうぶんなのかも」っていう台詞もだいすき。本当にそれだけできればじゅうぶん。でも、もっと長くこの家族の話を読みたかったなぁ。楽園はとっても遠いよなぁ。2026/03/26
shimashimapon
2
最後は結視点できれいに完結。どんな選択も後悔はあるかもしれないし、成功することもあるかもしれない。重要なのは選んだ選択肢ではなくて、どれだけ向き合って選択ができたかなのかもしれない。楽園をめざして前を向いて生きているその時が楽園そのものだったのだろう。2026/03/14
なこ
0
全三巻、完結。最後まで読んで良かったと思いました。2026/04/30




