角川書店単行本<br> 青のナースシューズ

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¥1,980
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角川書店単行本
青のナースシューズ

  • 著者名:藤岡陽子【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • KADOKAWA(2026/02発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041157770

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内容説明

シングルマザーで働き詰めの母に代わって車椅子の弟の面倒を見てきた岡崎成道は、看護師を目指して大学に進学する。40人のクラスに男子はたった5人。覚悟はしていたものの看護業界は女性中心で、講義も実習もトラブル続きだ。自分は必要とされていないのではないか。思い悩む成道は、ある患者の担当になり――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

72
4年間、特待生で頑張る。母子家庭でヤングケアラーの成道は特待生を条件に看護大学を受験し合格した。40人のクラスに男子は5人、黒ウサギは目立つ。入学早々に男性であることを認識させられる。そんな中で実習でかかわる人たちとの触れ合い、気づきと学び。いつもながら藤岡さんの視線は誠実で優しい。若い人の夢のある姿を丁寧に描き思わずエールを送りたくなる。資格を取得したものの、離職率が高いと言われる看護師。どうぞ彼らが頑張れる社会になりますように。2026/03/08

pohcho

61
看護師を目指す男子大学生の物語。男だ女だという時代ではないけれど、やはり看護師は女性というイメージが強く、実習先でも男だからと拒否されてしまったりといろんな苦労が。また、主人公の成道はこれまでずっと弟の世話をしてきたヤングケアラーでもあり、とても切ない。母親が少し成道に甘えすぎだと思うけど、事情を考えると仕方ない気もした。真摯に誠実に仕事に向き合う成道。彼をとりまく患者さんたちも素敵だった(青のナースシューズには涙)藤岡さんの小説を読むといつも心洗われるような気持ちになるが、本作は特に素晴らしかった。2026/03/23

ぼっちゃん

50
シングルマザーの母親に代わって、交通事故で車椅子生活となった弟の面倒を見てきた主人公が自分のために看護師を目指す物語。以前に読んだ『いつまでも白い羽根』も看護学校の話で過酷さは分かっていたが、今作は男性看護師ならではの苦労が描かれている。その中で自分が役に立つならと協力してくれる患者の西田さんがかっこよく、青色の意味も良かった。【図書館本】2026/03/20

pen 

29
看護大学へ進学し看護師を目指す成道。クラス40人の中で男子生徒はわずかに5人。学内での実習も病院での研修もトラブル続き。ヤングケアラーの状況下で、入学後の毎年も成績上位2名のみに与えれれる授業料免除を維持しながら奮闘する成道が痛々しくも応援せずにはいられない。藤岡さんならではの現場の描写が胸を打ち、ある患者さんとの出会いがタイトルの意味に気付き、エンディングも想像できる温かい物語でした。ただ、色々な事情が明らかになっても母、沙紀に対する感情はフラットにはならなかった。(笑)2026/03/28

aki

24
看護大に入学した新入生80人の内、成道を含めクラスに5人しかいない男性看護師の実習から卒業までの奮闘ぶりを描く。成道には事故で歩行障害が残り車椅子生活をしている弟がいて、家のことを引き受けているヤングケアラーでもあるけど、看護師になる為に学業にもひたむきに向き合い、実習の中で患者さんたちから様々なことを学んでいく。それぞれに悩みを抱え、時に看護師を目指すことの意味にぶち当たるも仲間の励ましで前に進んでいく姿に胸を打つ。あの青のナースシューズがあれば大丈夫!いつも寄り添い励まし、きっと力になってくれるはず。2026/03/08

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