終わらないPFOA汚染 公害温存システムのある国で

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終わらないPFOA汚染 公害温存システムのある国で

  • 著者名:中川七海【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 旬報社(2026/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845119523

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内容説明

製造工場の周辺地域を汚染しても、責任を認めず補償に応じない大企業、行き場のない廃棄物が地方で放置され拡大する汚染、規制に及び腰の国と自治体、そして沈黙するマスコミ……

昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。

[内容紹介]
PFOAは、発がん性や幼い子どもの発達神経への影響など、人体にさまざまな影響を与える毒性物質だ。そうした影響は、米国ではすでに大規模な疫学研究で実証され、WHOなどの国際機関も認めている。日本でも、PFOAは2021年に製造・輸入が法律で禁止された。
しかし、法律で禁止されて3年が経った2024年も、毎週のように、全国各地で新たなPFOA汚染が発覚したというニュースが流れる。
毒性物質の後始末ができていないからだ。「フォーエバー・ケミカル」と呼ばれるほど残留性が高いから、放っておけば解決する問題ではない。
汚染場所は、PFOA製造工場があった地域はもちろん、吉備中央町のように「PFOAの捨て場」になった土地も含まれる。捨て場に関しては、どこに存在するのかがほとんど判明していない。あなたの住むまちかもしれない。水や空気、食べ物を通して体内にPFOAを取り込んでいるかもしれない。一体どう、PFOAの後始末をするのか。一体誰が、汚染の責任を取るのか。
本書では、昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。この国に存在する、「公害温存システム」を紐解く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

健康平和研究所

1
マスコミ、環境省、府、市はダイキンの方を向いている。市会議員は市民の方を向いている。水だけでなく、土壌や大気も汚染されている2025/05/03

Humbaba

1
因果関係がすぐに表面に出てくる問題であれば対応を求めるのも簡単であるが、公害は得てしてそうではない。結果が出るまでに時間がかかるが、その場合には様々な変数が影響してくるため本当にそれが原因なのかを突き止めることも難しい。また、そのように環境に影響を与えるということは大きな企業であり、仕事を生み出しているという可能性が高い。だからこそ役所としても対応に苦慮することもあり、データを得てそれが正しいと実証するのは困難な道となる。2025/02/21

Steppenwolf

0
VIなんと感想数が少ないことか.大手出版社ではないので知名度の点で少ないのか.それはともかくPFOA汚染問題は少しではあるが報道そのものは増えているとは思う.しかし,汚染源が大企業ゆえの遠慮を行政マスコミがしている点に大いなる憂慮をしている.アメリカでさえ日本よりも厳しい態度でこの問題を扱った.ここに現れる企業についても知り合いの学生がここに就職する.流石にPFOA問題を抱えているというのは控えた.そして驚くべきそして腹立たしいのは企業と政府行政の怠慢である.万博の宣伝で知事は忙しいのでこの問題を無視.2025/03/22

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