内容説明
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国際刑事裁判所の本当の危機は、外からではなく、内から始まる――
アフリカは、アフリカの利益のために、アフリカ域外でつくられた国際秩序に対し、いかに交渉すればよいのか、その術を確立させつつある。
「介入する側」からの視座では見えない、もうひとつの国際正義の構図。変容するアフリカの対外政策と、そこに映し出される国際刑事司法の現在地を鋭く描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BLACK無糖好き
12
他の地域よりも多くの武力紛争を抱えてきたアフリカでは、国際社会からの司法介入を度々受けてきた。時には介入が和平交渉を阻害する要因とも捉えられることもあった。本書は、アフリカがアフリカ域外で形成された国際的な規範やルールに対し、影響力を行使しようとしてきた事例として国際刑事裁判所(ICC)に対するバックラッシュに注目し、アフリカの対外政策の新たな展開を示している。ICCからの協力要請に応えることが、アフリカ諸国にとってコストが高いケースもある。アフリカ側の視点から見ると、また違った景色が見えてくる。2026/08/28
Go Extreme
2
主題:現代アフリカの対外政策+国際刑事裁判所(ICC) 構図:欧米主導の司法介入→アフリカの強烈なバックラッシュ 関係:ICC⇔アフリカ諸国=非対称な権力構造+深い対立状態(マイナス) 背景:司法介入=国家主権への内政干渉→強い反発+独自路線の主張 展開:脱退ドミノの危機→国際法の普遍性=動揺(マイナス) 対応:アフリカ連合(AU)の集団的行動+地域的司法メカニズムの模索 位置:シリーズ転換期の国際政治242026/04/24




