内容説明
ハゲタカ・鷲津政彦が8年ぶりに帰ってくる!
小説家・真山仁氏の人気シリーズ「ハゲタカ」。2018年刊行の前作『シンドローム』に続く、待望の第6弾『チップス』がいよいよ発売!
舞台は台湾、テーマはいま最もホットな「台湾有事」と「半導体覇権」。
微細な半導体製造で世界一の技術を誇る台湾企業をめぐり、米国と中国が触手を伸ばす。そして、半導体産業の復活を狙う日本。ぶつかり合う大国の思惑に巻き込まれた鷲津政彦は、この難題をどう解くのか。
目次
5章 諸行無常〈承前〉
6章 風の前の塵
7章 盛者必衰
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
188
上下巻、600頁超、完読しました。ワンパターンではありますが、「台湾有事」&「半導体覇権」世界情勢も踏まえ、楽しめました。願わくば、現実の世界、鷲津をして、世界一のならず者国家の某大統領にディールで、ぎゃふんと言わせて欲しいと思います(笑) https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/26/01/30/02451/2026/03/10
ヒロ
92
やっぱり鷲巣の凄さを改めて思い知ったというか、こういう決着の付け方があるのかと驚きました。中国ではなくアメリカでもなく、日本だという最後の部分は、確かにこれなら台湾からすれば上手く事を収められるのではと感じました。それにしてもやはり細かな世界情勢とかはホントにわかりやすく描かれていて、それが勉強になるし、読みながら熱くなれるんでそこがこのシリーズの魅力だなと再確認出来ました。2026/02/25
PEN-F
36
ついに8年の時を経てハゲタカが帰ってきました。ホントにもう待ちくたびれたわ。でもそのぶん嬉しさもひとしおです。今回の買収対象企業はもちろん実名は変えてあるがTSMCとラピダス。やはり半導体関連できたかという思いと個人的にはイーロン・マスク氏率いるスペースXの買収を巡り、鷲津vsイーロンの攻防戦が見たかったという思いもある。今作は企業買収戦よりも中国、アメリカ、台湾、日本の置かれた状況を色濃く出した政治色が強かったように思えた。2026/02/24
おのちん
19
★★★★☆:面白い一冊だった。上巻の前半は、イマイチ感が漂ったが下巻へ続くあたりから盛り上がり終盤からは非常に楽しめるものであった。前島がほんと逞しいな。。2026/04/19
速読おやじ
16
半導体を巡る国際政治と経済安全保障をテーマにした、あまりにもリアルでスリリングなエンターテインメント。企業、国家、そして市場の思惑が複雑に交錯する展開に息をのむ。物語には実名こそ出てこないものの、TSMCやラピダスを思わせる企業が登場し、米中対立の最前線で半導体がいかに戦略的な存在になっているかが描かれる。今や半導体は単なる部品ではない。まさに半導体を制する者が世界を制する時代なのだ。数年前に読んだ『チップ・ウォー』を思い出したが、本作はその現実をフィクションとして見事に昇華。鷲津政彦がどう絡むか、期待大2026/04/27
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