土の中の生き物たちのはなし

個数:1
紙書籍版価格
¥3,300
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

土の中の生き物たちのはなし

  • 著者名:島野智之/長谷川元洋/萩原康夫【編】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 朝倉書店(2026/02発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784254171792

ファイル: /

内容説明

ミミズやヤスデ,ダニなど,実は生態系を下支えし,人間の役にも立っている多彩な土壌動物たちを紹介。〔内容〕土壌動物とは/土壌動物ときのこ/土の中の化学戦争/学校教育への応用/他

目次

第1章 土壌生物とは〔島野智之・長谷川元洋〕
 1.1 何を土壌生物とよぶか
 1.2 土壌生態系とは
 1.3 土壌動物は“分解者”なのか
第2章 土壌に生息する生物〔島野智之〕
 2.1 土壌動物のサイズによるカテゴリー
 2.2 土壌動物の調査手法に基づくカテゴリー
 2.3 土壌生物・土壌動物の各分類群と系統関係
 2.4 土壌動物の主要な分類群の近年の分類学的位置と分類体系
 2.5 主要な土壌動物の分類体系
 2.6 環境指標と土壌動物
第3章 土壌動物の機能〔長谷川元洋〕
 3.1 微生物との相互作用によって拡張される土壌動物の機能
 3.2 分解だけではない様々な生態系機能と地上の生物との関係
 3.3 土壌動物の多様性と機能
第4章 土壌動物ときのこ―森のきのこレストラン―〔中森泰三〕
 4.1 土壌動物にとってのきのこ―お菓子の家―
 4.2 きのこを食べる土壌動物―客層―
 4.3 きのこに対する好み―客の嗜好性―
 4.4 きのこへの依存度
 4.5 きのこに潜む危険―お菓子の家には危険がつきもの―
 4.6 きのこの生き残り―きのこレストランの運営―
第5章 ミミズの分類から土壌動物の活用まで
 5.1 ミミズはどんな動物なのか?〔南谷幸雄〕
 5.2 ミミズによる土壌構造と土壌炭素貯留への影響〔荒井見和〕
 5.3 土壌動物を農業に応用する試み〔金田 哲〕
 5.4 人為活動や環境とミミズの関係―活用に向けて―〔金田 哲〕
第6章 ヤスデの暮らし方〔豊田 鮎〕
 6.1 歩脚(歩肢)はどこまで増えるのか
 6.2 産卵のタイプと育児
 6.3 同調して成長するヤスデ
 6.4 脱皮のための部屋
第7章 系統解析と生物地理〔唐沢重考〕
 7.1 系統地理学とは
 7.2 系統解析と種分類
 7.3 DNA バーコーディング
第8章 土の中の化学戦争〔澤畠拓夫〕
 8.1 土の中の世界
 8.2 微生物―特に糸状菌の生産する揮発性成分とその機能―
 8.3 トビムシ同士の化学の会話
 8.4 化学兵器をもつトビムシ
第9章 ヤスデとダニの化学防衛〔清水伸泰〕
 9.1 ヤスデの化学防御
 9.2 コナダニとササラダニの化学防御
第10章 土壌動物の適材適所―群集生態学―〔菱 拓雄〕
 10.1 生物の戦略とトレードオフ
 10.2 腐食食物網―食べる・食べられるのネットワーク―
 10.3 炭素,窒素の安定同位体比による食物網解明の試み
 10.4 生き物の集団の多様性はどのように決定されるのか
 10.5 土壌動物群集を調べる楽しさ
第11章 土壌動物を活用した学校教育プログラムの提案
〔湯本勝洋・萩原康夫〕
 11.1 小学校で土壌動物を扱う教育プログラムの提案
 11.2 中学校理科で土壌動物を扱う場合の教育プログラム
 11.3 教育プログラムに活用する上での注意点
付録:系統樹をつくってみよう〔唐沢重考〕
索   引
コラム目次
Column 1 土壌動物研究の魅力〔橋本みのり〕
Column 2 トビムシの宙返り〔中森泰三〕
Column 3 とび出す肛門〔中森泰三〕
Column 4 水中に生息する大型のミミズ〔池田紘士〕
Column 5 土の中で子育てをする生き物〔永野昌博〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

36
写真にうっとり。ササラダニの仲間はうちのコンポストにも大量発生していて、すごく面白い動きをしているので気になっているんですが、この仲間が生成する毒素とヤドクガエルの毒(蓄積毒とは知りませんでした)についての研究はもっともっと知りたいところです。…アカハライモリも蓄積毒だそうですが、一時期水場を離れて生活したがるので、その頃このダニとか色々食べてるのかもしれないなあ…。ああ、もっともっと知りたいなあ!2022/09/07

Tatsuhito Matsuzaki

12
巻頭カラーの生物写真がとても美しい一冊です。 共編の萩原教授は、茨城大学院の卒業生。 執筆者の一人に、茨城県ミュージアムパーク自然博物館のYさんの名前もありました。 #ミミズ #ダンゴムシ #アメーバ #カニムシ #サソリモドキ #クモ #モグラ #ワラジムシ #オサムシ2022/08/23

6ちゃん

3
土壌生物の複雑で奇妙な世界の一端を垣間見れ、絶えず接している身近な領域に人間が如何に無関心であったのかを痛感した。土壌内は光が差さないものの、微生物、菌類、節足動物、ムカデにミミズなど大小の生物がギュッと詰まっており、地上の世界より濃い関係性がある。毒性のある物質で身を守る、捕食するのはもちろん、物質の種類に応じて特定の生物がいる事を察知し、待ち伏せして捕食するなど、実に多様だ。土を肥やすも涸らすも彼ら次第で、もっと注目を浴びて良いはずだが、所内の生物一覧をみるとGもいるし忌避される要素が多くて厳しいな。2022/08/12

たかぴ

1
挿絵や写真、データで軽く読もうかなと思ってたら、正拳突きをくらう!ガチの学者の文章でバキバキの生物関係の学術用語に圧倒。読めない箇所多数。「土壌は貧乏人の熱帯雨林」土の中こそ生命の宝庫でした。2022/08/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19753214
  • ご注意事項

最近チェックした商品