内容説明
人生はずっと続くから。
つかの間の休息を。
山のふもとに立つ「ペンション・ワケアッテ」。タクシー運転手によると、「ワケアリ」のオーナーが経営しているらしい。不安や秘密を抱えながらペンションを訪れる人々だったが、大自然に囲まれた静けさの中、本当の自分の気持ちに気が付き、明日への一歩を踏み出していく。
あくせくした毎日から抜け出し、「今」を生きる大切さを噛みしめたくなる、温かな連作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shio
28
本を読んで、こんなに幸せな気持ちになれるとは…。優しさに満たされて、心の奥の自分と向き合えた。ペンションで明るい笑顔で迎えてくれる楓さんはもちろん、人見知りで不器用な小吉さんの言葉が響く!さすが学者さん!見落としていた、そこにある自然の景色と、私たちは繋がっている。ごちゃごちゃと要らないものにまみれて誤魔化されて、自然体の自分が見えなくなっていたんだなぁ。ペンションのご飯も身構えていなくて、素直な味でとても美味しそう!!たぬきおにぎりとショットブッラル(風シチュー)、早速作って読後の余韻に浸りました🍲2026/01/30
RRR
20
ふと惹かれた作品です。何て温かい物語なのだろうか、とハラハラと泪が流れたほど。人生に疲れた客がオーナー夫婦と触れ合うことで、人生に光が差す。とても愛おしい物語で、僕はこういう物語に心の底から弱いと実感しました。人間、人生の止まり木って必要なんです。だから、人生に疲れた人は、是非この作品を読んでリフレッシュしてください。2026/02/26
ゆり
12
心が温かくなる物語で寝る前に一章ずつ大切に読みました。ペンション名の由来は出迎えるときの楓のイントネーションで由来に気づきそうな物ですが、タクシー運転手にあれだけ嘘を吹き込まれたら気付きにくいのかもしれない。悩みを抱えた人たちが訪れ、癒されて日常に戻るという展開は昨今のヒーリング小説では当たり前になっていますが、小吉のいい意味で人間味がなくしっかりとした知識に基づくアドバイスがすごくよかったです。一番好みだったのは小説家の章。デジタルデトックスの重要性を改めて感じました。那須高原に行きたくなりました。2026/02/24
JUN
3
幸せが訪れますように。2026/03/26
みやび
3
☆5☆2026/03/17
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