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内容説明
クラシックの名曲はウソばかり? ベートーヴェン、バッハ、モーツァルトら巨匠たちの名曲に隠された数々のエピソードとは。最新の音楽学をもとに、通説から解放し本当の名曲を再定義する。初心者がみずみずしくクラシックを楽しむ扉を開く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
94
情報過多の時代に、新たに名曲紹介の本を書くのはとても難しいはず。よほど視点が新鮮でないと読んでもらえない。著者は、従来本のような「音楽的解説」や「感情論」というアプローチを廃し、「歴史的背景や受容の変遷」に絞って10曲の作品を取り上げる。そして、その目論見は見事に成功している。巨匠たちの有名作品の謎解きもワクワクするし、ヒルデガルト・ビンゲンのような隠れた名曲の発見もある。更に、芸術作品が、作者の意図を離れ、その後の受容史の中で新たな意味付けがなされていく面白さも満喫できる。いい書き手と出会えた。嬉しい。2026/03/27
ムーミン2号
10
最先端の研究者が専門の音楽用語を駆使せずによ~くわかるように記してくれている新書。取り上げられているのは10曲のみだけどいろんな曲の「知ってるつもり」がどんどん更新されていく。音楽のいろんな面が照らし出されて面白い。出版元やAmazonのちょっと刺激を加えようとする宣伝文句とは内容はちょっと(随分)異なっていて、そんな刺激的な内容で読ませようとするものではない。極めて正当でかつパブリックなもの。ヴィヴァルディやバッハの超有名曲からラストはクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。超満足。2026/02/25
ヨハネス
5
もちろん音楽に関わる話が読みたかったのに、どうしてもゴシップ的な話に興味が向いてしまう。クロイツェルソナタを献呈されたクロイツェルはドイツやオーストリア音楽をバカにしており、実は別のバイオリニストブリッジタワーが初演しており、彼の父は西インド諸島出身の黒人。春の祭典初演の暴動は音楽でなくバレエの振付けが理由と言われるが、興行主ディアギレフは暴動を計算していたらしい。W不倫で結婚したドビュッシーとエンマがたった5年で暗雲、等。2026/04/17
テレタビー2026
0
Spotifyで曲を聴きながら楽しく読めた。恥ずかしながら第6章の曲を全く知らず、読後に聴いてみて笑えるぐらい納得。2026/04/03




