内容説明
「この園と共に生きていきたいからもう一人産みました」。保育のプロが注目する園は、保育士、保護者、地域住民が子育ての喜びを分かち合う「大きなおばあちゃんち」。常識を超えた遊びと、桁違いの刺激に満ちた日常。“関係性の束”を大切にしたら発達障害が消えた――人生の土台を一緒に育む現場から届ける感動のルポ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
39
自然に返したジョロウグモからのお礼。柿を盗る疑似体験。豊漁祈願の「ぶちあわせ太鼓」。ドラマを織り込む。スリルを味わう。挑戦意欲を引き出す。卒園しても生涯記憶に残る。地域丸ごと園の庭。保護者も参加し、支え合う。子どもとともに親も成長する。子育ては苦役から喜びに。子どもの数は3人、4人。もう一人産みたくなる。「少子化に打ち勝つ保育園」は奇跡のように40年。認可外の弱み、財政難、プールでの事故。数々の困難を地域一体の大家族で乗り越える。批判もある。普遍的にはできないが、子どもが増える未来への希望を与えてくれる。2026/04/07
たまきら
33
著者の一貫した子供に関する取材姿勢をいつも素晴らしいと思っていますが、今回ほどあたたかく、幸せな気持ちに慣れた本は初めてです。表紙から伝わるはじけるような「楽しい!」感情。もう一人生みたくなる保育園って?そのあとまでお付き合いがあるの?ワクワクさせられます。そして同時に、すごく特別なことをしているわけではないことに気づかされます。私は好きですが、多分人によっては面倒くさくなるかもしれない泥臭さやしがらみ感は「古い」かもしれません。でも、きっと、人ってそう簡単に変わらないんですね。2026/05/10
ムーミン
17
読み直して記憶に留めたい箇所をまとめました。使いたいフレーズがいくつもありました。2026/04/07
ムーミン
16
石井さんから今回出版できたとの連絡をいただいて、さっそく購入しました。ワクワクしながら本市の教育に参考にできることを考えながら読みました。コミュニティスクールを展開していく上で大いに活かせると思いました。2026/04/06
onasu
13
タイトルにつられて手にしたが、ここの保育園は関わると損をするではなく、楽しいから関わっていたいなんですね。 勿論、最初からそうだったのではなく、創設者の山波道枝先生の並外れた奮闘があったのは言うに及ばず、それを支えたスタッフ、ここがなくなっては、と協力してくれた保護者の方がいて、それが連綿と続いている。 具体的な中身は読んでもらうとして、体裁は成功譚なんで、著作として充分におもしろい。ここを見ていると、少子化対策に大金を投じても成果なしというのは、金の使い方をもう少しましにしてと思わざるをえない。2026/08/08




