ちくま文庫<br> 焔に手をかざして 新版

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ちくま文庫
焔に手をかざして 新版

  • 著者名:石垣りん【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 筑摩書房(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
  • ポイント 200pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480440853

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内容説明

一人暮しという “ぜいたく”
大正生まれの昭和育ち。
14歳から定年まで単身勤め上げた詩人が灯す小さな焔たち――
生活をめぐるエッセイ集。

解説 田尻久子(橙書店店主)
カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン)
カバー画 Donchi

「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。

目次

I 暮しの周辺/ 川のほとり/通じない/いいなあ・いいわねえ/ぜいたくの重み/貧しい食卓/インスタントラーメン/収穫祭/玄関先のハカリ/街にあかりがついた日/お便り/雨と言葉/二月のおみくじ/弁護/手袋と靴下/着る人・つくる人/巣立った日の装い/なぎさ/女の手仕事/春の土手/器量/くらげ/年の暮れ/電車の音/自分の耳/いたずら/愛車/庭/長い舌/やさしさ/せつなさ/彼岸/コイン・ランドリー/灯が消える/ねむの花/七夕/夏木立/防災の日/曼珠沙華/教育勅語/勤労感謝/冬至/II 言葉・読むこと書くこと/綴り方/自信キノコ/先生と詩/顧みて、いま──戦後三十年/心の不買を──ミス三十歳に/写真と詩/ に手をかざして/田舎のアンデルセン──私の読書遍歴/椅子/私と言葉/買物籠に/言葉のこと/III ゆかりの人・人/女先生/バスケットはからっぽ/春愁/二人の来訪者/銀行員の詩集/私語/岡崎淑郎先生/私の感じるユーモア/つき合いの芽/細紐/医者と私/人のかたち/茶飲み話/母の子守歌/一本のネムの木/なぎさの穴/福田正夫/かたち/IV この岸で/終着駅/フリー・ゴー/暮れのものさし/私はなぜ結婚しないか/可決/四月の合計/夜の海/こしかた・ゆくすえ/写真/軍旗祭/火になる時/深谷/赤坂見附/双葉と両手/「お」の字ぎらい/雪/また来年いらっしゃい/この岸で/あとがき/文庫版あとがき/文庫解説 田尻久子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イシカミハサミ

15
勤めていた銀行を定年退職された、 1975年前後に綴られたエッセイを集めた1冊。 今ではもう当たり前になってしまって、 疑いを持つことすらもなくなってしまった、 習慣、言葉、生活、日常。 それらが始まっていくとき、 どのような感覚で迎え入れられて、 あるいは反発を生んでいたのか。 少しの罪悪感を調味料にインスタントラーメンに舌鼓を打ち、 終戦の年の初夏、伊豆の町で空襲に遭う。 まごうかたなき、暮らしの記録。2026/03/25

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