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内容説明
戦うだけが仕事じゃない!
戦国武将も、現代人と同じ悩みを抱えていた。武田信玄は浮気を弁解、織田信長は正倉院の宝物である香木を切り取り、伊達政宗は恋に泣き、高山右近は地位よりも信仰を優先し、茶の湯で政治を操り、南蛮料理に夢中になり、人身売買で財力を築く。戦場以上に熱い、濃厚なドラマを暴く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
30
年表には載らない武将の日常に目を向けた1冊。こういう視点から眺めると、個人の意外な顔が見られて面白い。毛利元就の3本矢の逸話は創作、ただし後継者教育&補佐体制仕事には殊に精力的だった。獣肉食、揚げ物に飛びついた戦国武将たち、キリシタンは砂糖菓子で入信を勧誘。高山右近は改易後に親友だった加賀の前田家に預けられ、関ヶ原では前田の将として奮闘したり家中に茶道を教授したり、南蛮寺まで創ってた。孫を持つ年齢の教育パパ伊達政宗による愛人(男)への恋文は味わい深い。まさか死後、こんな事まで書かれるとは思わなかっただろう2026/04/07
よっち
30
戦国武将にも戦わない日常があった。大忙しだった悩み多き武将の戦場外のリアルで日常を紹介する1冊。ゼロから始めた豊臣秀吉の人材スカウト術、織田信長の抜擢と粛清、毛利元就の遺言、戦国武将の軍師活用術、合戦後の首実検や論功行賞、知恵で成り上がった側近たちの処世術から、毛利元就独自の後継者教育プログラム、武田信玄の浮気弁解、子育てに悩んだ伊達政宗など恋愛・家族事情、香木や茶の湯、太田道灌の歌、鷹狩、薬作り、温泉、踊りといった趣味、貨幣制度や南蛮料理、信仰まで、当時の事情も伺える様々なエピソードは興味深かったです。2026/03/26
ヒデキ
28
戦国武将のメインの仕事は行政の長として領地を収めていくことという「そうだったよね」ということを感じてしまいました。2026/06/03
funuu
9
戦の話が多い。 折檻状の最後に信長は、「この上は、どこかの敵を平らげ汚名を返上するか、那製して高野山に上り製しを乞うか」の選択を迫ったのである。 肩盛はもう疲れてしまったのだろう、後者を選んだ。こうして取るものも取りあえず、信盛は高野山へ上った。しかし、そこにも「居てはならぬ」という合が出たので、絶体の熊野(和歌山県)のほうへと、足の向くままを迷い歩いた ← 佐久間信盛に信長はチャンスを与えている。 信盛は高野山を選んだ。 ノイローゼかな? 2026/03/12
バーバラ
8
平時の戦国武将の暮らしぶり、つまり日常生活がテーマごとに書かれている。数人の人物の人生を深く掘り下げる「〇〇は明治をどう生きたか」シリーズに比べたら、やや総花的な感は否めない。だが、武将とて人の子。割と有名な話だけでなく意外な一面、笑えるエピソードなどてんこ盛りで面白く読める。全体的にさらりと読める内容だけど高山右近の生涯に触れた項には感じ入るものがあった。キリスト教に殉じて国外追放になったことは知っていたが、武人としての有能と、実直で誠実な人格を兼ね備えた人物だと改めて知った。2026/04/25




