徳間文庫<br> グレイの森

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徳間文庫
グレイの森

  • 著者名:水野梓【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 徳間書店(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
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  • ISBN:9784198951078

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内容説明

\\第27回大藪春彦賞候補作 文庫化!//

あなたの代わりは
あなたしかいない。

一つの事件から
家族がゆがみはじめる、
渾身の社会派長編小説。

■あらすじ■
臨床心理士になって4年の水沢藍を
訪ねてきた聡美。
診察室に入った彼女は、
何かに憑かれたように話し始める。
同時期、藍はボランティアで
英語を教えるため小学六年生の綾香を
訪ねていた。
表情がないことに違和感を覚えたとき、
手首に刻まれた何本もの傷跡に気づく。
綾香が発する‘サイン’とは――。

両者の話を聴くうちに、
藍はある殺人事件の真相を
知ることになる。

事件の背後で苦しむ人々の声を掬う、
臨床心理士の物語。

■著者からのコメント■
すべてに白黒つける二項対立の世界で
「生きづらい」と感じることが
多くなりました。
人が人として生きるために何が必要か。
自分の中の汚いものを見つめながら、
魂の底をえぐり出すようにして
書きました。
生きづらさを抱える
すべての人に捧げます。

序章
第一章  選ばれざる道
第二章  我が母の教えたまいし歌
第三章  親密さの居場所
第四章  アノマロカリス
第五章  アリの哲学
第六章  グレーゾーン戦争
第七章  ロストワン
第八章  予感
第九章  運命の木
第十章  選ばれし者
第十一章 呪縛
第十二章 手紙
第十三章 烙印
第十四章 二人の母
終章

解説:吉田大助

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
臨床心理士の水沢藍が期せずして関わった2人の話を聴くうちに、以前起きたある凄惨な事件の真相を知る物語。診察室に入った途端に何かに憑かれたように話し始める聡美。そして英語を教える小学6年生の綾香の表情がないことに違和感を覚える藍。事件を調べる記者と接触して2人の意外な繋がりに気づく展開で、事件関係者は平静でいられるはずもなく、相反するふたつの立場の人々と同時に向き合うのはとても難しいと感じましたけど、自身の過去やこれからにも向き合いながら、彼女たちを懸命に知ろうと粘り強く寄り添い続けた藍の姿が印象的でした。2026/02/10

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