葬式坊主なむなむ日記

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葬式坊主なむなむ日記

  • 著者名:松谷真純
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 三五館シンシャ(2026/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866809502

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内容説明

「派遣で死者を弔う仕事」
喪主に聞かせられない
業界の恥部と、僧侶のフトコロ事情
――葬式しなくちゃいけませんか?

私は東北地方某県に存する東法院の住職だ。東法院は今から250年ほど前、江戸時代中期に創建された寺院で、先代住職から代替わりしてすでに20年以上が経ち、私は還暦をすぎた。
このように自己紹介をすれば、たいそうな宗教家のように思う人がいるかもしれないが、現在の私は派遣僧侶としてどうにか暮らしを立てている。
派遣の依頼を受け、現地に赴き、布施を受け取り、導師を務め、経をあげる。後日、受け取った布施の中から、依頼元の派遣会社に手数料を振り込む。
これが私の日常であり、本書は派遣僧侶という一般の方には耳慣れないであろう職業に就いている私の体験を赤裸々につづったものである。
本書では、派遣僧侶業界にとどまらず、仏教界や宗門の内情にも触れながら、奇妙でおかしなこの世界の全貌を明らかにしたい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

31
派遣僧侶というお仕事、しかも派遣元がお布施から取る手数料が驚きの6割!知らないことだらけ目から鱗の1冊だった。面白くて一気読み。本書は、サラリーマン経て、ひょんなご縁から跡継ぎのいない寺院住職になるも、檀家激減で都内の派遣僧侶として働くことになった松谷さんのなむなむ日記。なかなか生活は苦しそうだが、そこは「空の真理」追究者。作者は生活のために他宗派の僧侶のふりをしてお経をあげることもあるらしいが、個人的に嫌悪感は全くない。適当な外人をバイトで雇うキリスト教系結婚式より全然いい。爽やかなあとがきも好印象。2026/04/01

funuu

11
地方の寺の現実。 人口減少と高齢化で檀家の減少。 檀家の経済力の衰退。 東北の寺の維持と生活のため東京で葬式の派遣坊主。 小さなお葬式という坊主派遣業の派遣手数料が6割。 葬儀も減り小さなお葬式から法要セールスを指示される。 昭和54年頃から派手な葬儀が流行った。 年配者の親戚は葬式評論家ばかりだったな。 その年配者で長い生きしたのは家族葬。 葬儀屋も昔は形式ばかり言った。 それの反動もある。 寺の衰退。 親鸞も死んだ鴨川に流せと遺言。 守らななかった遺族が本願寺子孫。 蓮如等。 2026/02/15

coldsurgeon

6
派遣で死者を弔う僧侶の存在は、うわさで知っていたが、その事態いというか内幕を、赤裸々に綴った本書は、多くの知識を与えてくれた。檀家の離脱や減少は、寺そのものの存続にかかわるだろうし、葬儀関連の派遣僧侶をしなくては、人間として生きていけないのだろう。配送アルバイトをしている事実には驚いたけど。葬儀はなぜ行うのか、は少し割った気がする。遺骨を大切にすること、亡くなった方を弔うこと、これらは見送る人たちの人生の本質的な価値を高めることにつながる。供養は、人生を意味づけるものであり、生きている者たちに必要なことだ2026/03/06

あまいちろう

5
コロナ以降、葬儀のあり方は劇的に変わった。多数の弔問客が訪れる従来の通夜、告別式の葬儀から、最近では家族葬が主体となり、一日葬や、火葬場での直葬までが珍しくなくなってきている。檀家の端くれとして状況は良くわかるし、本書の内容もある程度は理解していたつもりだが・・・。 これだけ派遣僧侶業界、更に仏教界の現状を赤裸々にした著者の勇気に拍手を送りたい。死は誰にも訪れるもの。現状を知り、自分の葬儀のあり方についても考えさせられた。2026/03/29

nene

4
生活がなかなか大変そうに思えるんだけど、悩みなし、とか。やはり仏教思想を追究している人は違うのかな、仏教勉強するのあり、だと思った。2026/03/15

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