出版社内容情報
走りの復活を目標に開発され、16年ぶりに登場したR32スカイラインGT-R。GT-Rのニスモ仕様をベースに開発されたレース仕様車はグループAレースなどで好成績を残し、その偉業は今も語り継がれている。本書では、レース仕様車の開発に関わった当事者が、貴重な当時の図版とともにその経緯を詳細に語る。増補二訂版の刊行にあたり、RB26DETTエンジンの開発を担当された石田宜之氏に、開発の様子やレース活動について、さらにはスカイラインへの想いなどを追加収録。
内容説明
走りの復活を目標に開発され、16年ぶりに登場したR32スカイラインGT‐R。GT‐Rのニスモ仕様をベースに開発されたレース仕様車はグループAレースなどで好成績を残し、その偉業は今も語り継がれている。本書では、レース仕様車の開発に関わった当事者が、その経緯を詳細に語る。巻頭にRB26DETTエンジン開発の回想記を追加収録した増補二訂版。
目次
1 スカイラインGT‐Rのレース挑戦の歴史
2 レースを意識したR32GT‐Rの開発
3 RB26DETTエンジンの性能特性
4 エンジンの概要とグループA仕様への改造
5 グループA仕様エンジンの開発プロセス
6 グループA仕様GT‐Rの車体開発
7 シャシー関係のユニット開発
著者等紹介
石田宜之[イシダヨシユキ]
東京大学工学部産業機械工学科卒業。1976年日産自動車株式会社入社。エンジン設計部配属、量産エンジンの設計に携わる。Naps‐Z、L型6気筒エンジン軽量化、CAエンジン開発、VGエンジン本体部品設計、RBエンジン開発、DOHCエンジンコンセプト立案、RB26DETTエンジン開発、VQエンジン開発などを担当。1992年から追浜スポーツエンジン開発室へ異動してレース用エンジンの開発に携わる。2年後にスポーツ車両開発室へ異動し、レース車両の開発に携わる。1997年ニスモに出向。2015年東風汽車技術センター入社。2016年同社を退社
山洞博司[サンドウヒロシ]
1955年神奈川県生まれ。1973年日産自動車入社。1983年に後のスポーツ車両開発課に移り、240Rs、MID‐4、MID‐4 2、S12(シルビア)ラリー車、N14(パルサー)ラリー車の設計・実験を経て、スカイラインレース車の開発を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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