集英社文芸単行本<br> 森羅記 二 揺籃の塵

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集英社文芸単行本
森羅記 二 揺籃の塵

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 集英社(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
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  • ISBN:9784087700312

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内容説明

クビライ、ついに大モンゴル国の帝に。さらなる脅威に鎌倉幕府は、いかに立ち向かうのか……。蒙古襲来を描いた歴史巨編、堂々第二巻!! 九州から珍島への海路にあってタケルは自分が何者なのか、わからなかった。今は礼忠館の命令のまま米を運ぶ船隊の指揮官で、時には速頻路に所属する水師としてモンゴル軍の兵站輸送に手を貸し、もとより松浦水軍の船頭のひとりだ。しかし、そこに自分の意思がない。佐志家の満子を陸奥の得宗被官・木作繁安と争い、何度も海を往復しても、どこかあてどないのだ。「ただ日本人だと思え」と言われたことがある。このあてどなさは、日本の現状に通じるものなのだろうか。モンゴル国の第四代皇帝モンケは完全無欠な帝を目指し、性急に領土を拡大しようと、高麗侵攻開始と期を同じくして弟のクビライに南宋攻略を命じていた。偉大なる祖父・チンギスが未踏の地を治めることこそが自らの使命だと言わんばかりに。劣勢の高麗では、波瀬一族が一途な思いを抱き懸命に珍島を守り、ひとときの安堵を獲得。残虐とも言えるモンゴル軍の脅威を察知してか、鎌倉の北条時頼は、駿馬を集め、船を造り、水軍を調練し……様々な動きを生むことで、日本をひとつにしようとしていた。幼い我が子・時宗を苛烈な態度で遠ざけながら――。廓大と紕いの第二巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

157
北方 謙三は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。これまでの大水滸伝シリーズを、全巻完読しております。著者最期?の歴史長篇シリーズ、「森羅記」第二弾、クビライが、遂に大モンゴル国の帝になりますが、まだ大きな動きはありません。北方 謙三の筆は衰えていないので、今後の展開が楽しみです。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-770031-22026/02/20

まえぞう

32
対南宋戦を進めるモンゴル、来るべきモンゴルの来襲に備える最明寺殿時頼等の鎌倉方、松浦党をはじめとする水師、三者三様の準備が進むなかで、時宗も元服して物語に加わってきました。最後にモンケ帝が崩御され、次巻はクビライのモンゴル再構築の話しか中心になりますかね。2026/02/14

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

19
揺籃(ゆりかご)の巻なので、まだ大きな進展は無い。 その分、個々の登場人物についてわかるようになってきた。 時頼は、息子・時宗が将来モンゴルと戦う運命だと確信してスパルタ教育を行うけれど、現代なら教育虐待レベル! 今巻の推しキャラは、竜夏以(リュウカイ)☆2026/03/26

19
モンゴル側とキャマクラ側が短い章で順繰りにつっこまれる形式。さっきまで船どうしよって松浦水軍と時頼が話してたのに、カラコロムで帝となったモンケとクビライが兄弟仲良く談笑してる。モンケ、あんまし知らないけど、クリルタイで即位に反対した前の皇后を布にまいて溺死させたことは知ってる。モンゴル、女が強いとは言うけど、なんつうかアレよなあ。時宗がすくすく育って元服してて、あれ、思ったよりも展開早いな?????2026/03/21

りょうけん

11
<礫> 北方大御所の『森羅記』第二巻である。巻末にて著者北方謙三プロフを紹介している。そこをつぶさに読むと 凄く沢山のブンガク賞を獲っているのに、なぜか直木賞だけは受賞していない事が分かる。でも僕の記憶には北方大親分は直木賞の審査員をしていた時期があったと思しい。そこで今ならではの生成AI Gemini君にズバリ訊いてみた。すると非常に納得のゆく答えが帰ってきた。 2026/03/05

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