江戸・明治のロゴ図鑑――登録商標で振り返る企業のマーク

個数:1
紙書籍版価格
¥2,640
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

江戸・明治のロゴ図鑑――登録商標で振り返る企業のマーク

  • 著者名:友利昴【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 作品社(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784867930472

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

下り坂の今、もう一度知ってみよう。
ニッポンの経済を引っ張ってきた元気なロゴのご先祖様たち!
ロゴの由来や知られざるエピソードにも丹念な調査で迫る。
ありそうでなかった本邦初の図鑑!
我が国・日本のロゴマークの歴史と発展。
商標登録制度誕生140周年記念!

明治17年(1884年)に我が国に商標登録制度が誕生してから140年、その最初期の登録商標を紐解くと、我が国の伝統産業である売薬や醤油、清酒などに使われた、家紋調、暖簾印、浮世絵風の、江戸情緒を感じさせる図案があふれている。やがて、それらは近代欧米風の明るさと融合し、一種独特の雰囲気に変貌していく。なかには今日おなじみの企業や商品のロゴマークの原形となるもの、現代に至るまでほとんど図柄を変えずに承継されているものも見られる。5万件以上にのぼる江戸・明治時代の商標から、デザイン性に優れたもの、歴史的な逸話のあるもの、当時の産業を象徴するものを厳選。各商標の誕生秘話や産業動向、歴史なと、関連するエピソードも添える。

【目次】
まえがき
第一章 すべては指をケガした少年から始まった! 江戸時代のロゴ――太田胃散、エスエス製薬、住友グループ、三越
 コラムその壱 かつて、ニセモノはどう取り締まられていたのか 
第二章 ⅸ油、清酒……現代に続く江戸の主要産業のロゴに逸話アリ――キッコーマン、ミツカン、大関、菊正宗酒造
 コラムその弐 ゴム玉? かもじ? 時代の波にのまれて消えた商品 
第三章 主役は官から民へ! 軽工業から芽吹いた近代産業のロゴ――サッポロビール、花王、日本ルツボ、千住製絨所
 コラムその参 ニセモノ対策!? 本家があえて登録したニセ商標
第四章 和魂洋才! 和風ロゴをまとった舶来品が日本を豊かにした――キリンビール、ライオン、アース製薬、三ツ矢サイダー
 コラムその肆 財閥系企業で商標登録が一番遅かったのはどこ?
第五章 ハイカラの中で生まれた日本の発明 ロゴは百花繚乱の時代へ――任天堂、森永製菓、味の素、亀の子たわし
主要参考文献

【著者プロフィール】
友利 昴(ともり・すばる)(著)
作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。企業で法務・知財実務に長く携わる傍ら、著述・講演活動を行う。『エセ商標権事件簿』(パブリブ)、『オリンピックVS 便乗商法』(作品社)、『へんな商標?』(発明推進協会)、『職場の著作権対応100の法則』(日本能率協会マネジメントセンター)、『エセ著作権事件簿』(パブリブ)、『知財部という仕事』(発明推進協会)など、商標や知的財産に関する多数の著書がある。一級知的財産管理技能士。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ALATA

51
「丸くなるな、星になれ」最近お気に入りのキャッチコピー、ここにも伝統のロゴマークが。商標の役割はその印が持つ意味が一目でわかることだ。日本の商標登録制度は明治十七年からとはすごいですね。老舗の企業イメージとして役割、の商品の良さが末永く伝わることは重要だ。興味深いのは井桁マークを使った老舗が多いこと。井戸の口の縁を図案化、これは水の源、金運の象徴として三井、住友などに使われている、納得★4※伝統産業である酒類、醬油、薬、製糸などのロゴが脈々と受け継がれ、軽工業が日本を築き上げたんだな。2025/09/02

さっちも

15
ロゴマークを作っているのだけれど、江戸や明治のロゴマークの資料集が欲しくて購入。明治以降に商標登録されたロゴを膨大に網羅して、その変遷やロゴの周辺を掘り下げている。今の世間体や体裁を取り繕ったシュッとしたものより人間味があって、素朴で分かりやすくて好感がもてるからだ。また、どうにかツメアトを残そうと奇をてらったものが多くて飽きさせない。太田胃酸は商標登録13号と古いのだけれど。初期のロゴは笑った顔の男の首から下が胃、小腸、大腸剥き出しの図になっている。当時としては薄気味悪くて印象に残って「人体図の太田胃酸2025/07/27

ひねもすのたり

11
トレードマーク(ロゴ)の使用は明治以降だと思っていましたが、江戸時代には一般化されていたようです。1884(明治17)年に商標登録制度がスタート。江戸時代から使用されていたものが登録されました。第一号は膏薬「養命膏」他には現在でも使用されている醸造業が多く見られますが、薬品のロゴが目を引きます。奇抜な薬名を広告戦略としていたK林製薬は正統派だったのかもしれませんね。三菱マークの三菱鉛筆は財閥系だから高級品だと子供のころから思っていましたが、両社は何の関係もないそうです。思い込んだまま死ぬところでした。★42024/11/24

とろりんとう

6
2024/11/16日経新聞書評本。明治17年に日本に商標登録制度が誕生し、5万件以上にのぼる江戸・明治時代の商標からデザインの逸話、商標の由来やエピソードを紹介。。現在でも残る企業もあり、ロゴマークも原型が残る。現在のロゴマークは簡易なものが多いが、昔は写実的なものが多かった。三菱鉛筆の話も興味深く、無くなってしまった企業、商標や事業等を他社に譲渡した企業、細々と経営している企業、安定した中堅会社になっている企業、上場会社として大きく発展した企業と様々。企業の栄枯盛衰も面白い。2025/04/17

siomin

3
知財関係に詳しい著者が、明治期に登録された商標を中心に当時の会社や世相を紹介した一冊。今にもつながる名門企業から、すぐに消え去ったり、当時とは違う分野で発展した企業もあったりと、企業史を眺めると面白いものです。明治の商標は結構リアルだったりグロテスクだったりしていて、いまのカワいいタッチがあまり見られないのが面白い。任天堂がナポレオン、森下仁丹がビスマルクを模しているのも、当時の西欧化を受けているのでしょうか。個人的には、剣菱のロゴは企業の廃業を受けて何度も別会社に移行したというのは驚き。2024/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22091525
  • ご注意事項

最近チェックした商品