内容説明
一か月のあいだだけ住むことになった古いビルのたんすで、サキが見つけたとってもすてきな帽子。この帽子は、サキをどんなふしぎなぼうけんにつれていってくれるのでしょう?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめか*
26
初版が出た2005年、私は小学生でこの本を読んだ。今年図書館で見てなぜ新しいのかと思えば新装版だった。ただ好きだったことだけ覚えていて、物語の内容は忘れてしまっていた。時を越えて再読。可愛い帽子を見つけて育ちゃんと出会い、階段の柱に付いた木の玉の下に秘密のメモを隠したり、絵画の額縁が隠し扉でその後ろに続く螺旋階段を歩いたり…育ちゃんと過ごした日々が瞬く間に蘇ってきた。かつて二人のようだった同じ名前のおばあちゃんたちが、彼女たちを見て懐かしく思うように私も懐かしく感じた。子供の頃に親しんだ児童書っていいね。2024/09/04
木漏れ日の下
5
タイムスリップ?異世界転生?ファンタジー?と思いつつ読み進めるとしっかり不思議回収されて、そうだったのかと得心。 それでも不思議ではあるのだけれど。 でも挿絵と世界観好き。2024/04/26
だけど松本
4
王道で、面白かった。2024/02/23
みるこおら
3
古びたビルで出会った不思議な友達とのわくわくどきどきする冒険物語。最初はトムは真夜中の庭でやナルニア国物語を思わせるような出会いから、謎の女の子の意外な正体が明らかになって、さらに、、、意外や意外の連続でした。高楼ワールド、満喫しました。2024/03/16
のんたろう
2
4月から5年生になるサキは、家の建て替えのため、春休みの一か月を古いビルに住むことになった。そのビルで育という少女に出会い、不思議な体験をする……。異世界に足を踏み入れたのかそれとも現実なのか、サキもわからないが読者もわからない。そのゆらゆらした感じがたまらない。育ちゃんの存在さえも現実なのか……。このゆらりと淡い感じに出久根さんの絵がぴたりとはまっている。モグラおじさんなど登場人物もおもしろい。夢か現実かは読んでのお楽しみ。こんなビルならわたしも1か月住んでみたい。2024/08/29




