内容説明
幼い頃に「予言館の殺人」と呼ばれる事件に巻き込まれ、両親を亡くした慎司は、大学に通う傍ら、昨今顕著になってきた悪夢に悩まされていた。それは母が「ワタシノ……シンジ」と自分の名前を呼んで首を絞めてくるというものである。そんな中、推理作家の赤城蘭堂の養女・花蓮から「予言館の殺人の真相を解き明かす」という招待状を受け取った彼は、両親の死の真相と悪夢の原因を探るため、今は蘭堂の所有物となったその館に足を運ぶことになる。そこで行われようとしていたのは、未解決事件と噂される「予言館の殺人事件」を、霊能者たちの霊視によって解決するという、前代未聞の実験だった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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この小説の悪い点は『予言館の殺人』という本格への期待を煽りすぎるタイトルと、2000円超えする単行本で出たというところだろう。読み終えて感じたが、これは明らかに本格を志向した作品ではない。どちらかと言えばライトなミステリを狙っているもので、ゆえにこのタイトルと表紙のせいで、届くべき読者に届いていないのだ。しかし内容はと言えば、本格として満足の行くほど精緻なものとはとてもではないが言えず、ライトなミステリとして評価できるようなキャラクターがいたかと問われればそれも首を傾げざるを得ない。2026/02/13
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