内容説明
おちえ、危うし――
人気時代シリーズ第4弾!
深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえが、不吉な模様の小袖を大店「出雲屋」別邸に届けると、邸内で突然五人の男に襲撃される。
同行した丸仙の職人・一居となんとか応戦するが、ふたりの前に老女が現れて――。
「出雲屋」の過去と、おちえにはどんなかかわりがあるのか。剣を愛するおちえと、武家の家を捨て刺繍の道を志す一居が真相に迫る。
『風を繍う』『風を結う』『風を紡ぐ』に続く、大好評〈針と剣 縫箔屋事件帖〉シリーズ、緊迫の第4弾!
〈目次〉
一 風花飛鳥模様
二 紅牡丹火車模様
三 白菊残陽模様
四 再びの花折枝模様
五 白無地
六 井桁模様
七 藤花下飛燕模様
八 青海波模様
装画/田尻真弓
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇるぱ
2
[風を繍う][風を紡ぐ][風を結う]と既刊があって、[風を織る]に至る。最初の[風を繍う]を読んでいないので、そこが悔しい。縫箔屋丸仙、親方仙助、おかみさんお滝、娘のおちえ、こういう家族です。弟子に一がいる。侍の出で侍の頃の名前は一居、今は一と呼ばれている。仕組まれた事件がある。豪商の出雲屋に呼びつけられた。目明しの仙五郎と共に殺しの謎を解いた。お話の筋がどうの、これはミステリーか、そんなことはどうでもよろしい。やりとりの応酬が読むべき目玉なのですよ。捕り物帳なんだから、味を楽しめばそれでええのです。。。2026/02/10




