内容説明
北小路家の娘・綴(つづり)は、妾(めかけ)の娘として使用人以下の生活を強いられていたが、軍門の名家・東堂家次男の征司と政略結婚が決まっていた。しかしそれは言いがかりによって一方的に破棄されてしまう。全てを奪われ失意の綴の前に数年後、彼は新進気鋭の作家・壬生冬青(みぶ・とうせい)として現れる。再び自分と婚姻を結ぶように、と。以前と別人のような征司に不審を抱く綴だが、彼には驚くべき秘密があった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
15
妾の娘として虐げられていた北小路家の娘・綴。決まっていた政略結婚を一方的に破棄した東堂家次男・征司が、数年後新進気鋭の作家として現れる大正恋愛ファンタジー。結納の席で一方的に婚約を破棄され失意の日々を送っていた綴。しかし数年後、かつて放蕩者だった征司が新進気鋭の人気作家として現れ、彼女に婚姻を迫るストーリーで、当初は別人のような姿に不審を抱いた綴が、彼のクールでミステリアスな様子や明らかされる秘密に翻弄されながら、自分を肯定して2人で一緒に夫婦としてのかけがえのない絆を築いていく姿はなかなか良かったです。2026/04/14
陽ちゃん
7
妾の娘として使用人以下の生活を強いられていた綴は、以前一方的に婚約を破棄してきた相手、東堂征治から改めて求婚されて嫁ぐことに。実は作家の壬生冬青でもある彼には、他にも秘密がありますが、それを知っても驚くもののの、受け入れる綴は大物かも。少しづつ近づいていく二人の関係が微笑ましいですが、綴の母のことや人形師の行方など、明かされないままのことがあるということは、続くのかな?2026/03/16
万論
2
銀次さん系?って言ってわかるかなぁ。妖の所に嫁ぐ逆境の女の子って話いろいろあるけど、これはこれで面白かった。この先どういくのか楽しみだけど、次巻は出るのだろうか?2026/03/06




