内容説明
首都焼失――その時、幕閣のトップは何をしたか?
明暦3年(1657)1月、江戸が燃え尽きた――。「明暦の大火」である。
日本史上最大、世界史的に見ても有数の焼失面積と死者数を出したこの大惨事からの復興に立ち上がった男がいた。代官の息子に生まれながら、先代将軍・家光の小姓から立身出世を遂げた老中・松平伊豆守信綱。その切れ者ぶりから〝知恵伊豆〟と呼ばれた信綱は、町奴の長兵衛に現地調査を命じながら、「江戸一新」に乗り出した。
叩き上げの天才政治家が老中会議で熱く議論し即決、遅滞なく推し進めたのは、現代の東京に繋がる「大江戸」への建て替えだった。
目 次
第一章 大火発生
第二章 復興開始
第三章 米の値段
第四章 復興景気
第五章 抗 争
第六章 大移動
第七章 討ち入り
第八章 遷 都
〈解説〉内田剛
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryo1000medal
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江戸城をも類焼させた明暦の大火からの復興を老中にスポットをあて書き出したもの。 町人とのからみなども面白く、また「これを機に」と大転換をみせるところなども読んでいて楽しかった。 そういうもんなんだろうな、と理解しつつも姉の存在が最後ふわーってなったのが残念2026/03/24
いつき 守
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『家康、江戸を建てる』をずいぶん前に読んだ門井慶喜氏の作品。映画にもなった『銀河鉄道の父』もこの人の作品であったのは、解説を読んで改めて思い出した。この作品の主人公松平信綱…家光時代の側近ということくらいで実際に何をしたということをろくに知らなかった。解説でも触れられていたが、古地図片手に都内をめぐってみたくなる。特に月に1度ほど訪れる浅草花川戸…次はいつも目的の場所へ歩くだけでなく周囲をめぐってみよう。さらに信綱も治めた川越も歩いてみようか2026/01/29
改造
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面白かった!老中と言う目線から見た歴史。 「知恵伊豆」。 「生きることは考えること。いや、考えぬくこと」は身に沁みる言葉でした。2026/01/27




