内容説明
癒えない傷と共に、生きる!
家庭内の暴力、心の圧迫、そしてその後遺症。
著者はその全てを真正面から見つめ、過去を振り返ることで未来への希望を描く社会派エッセイ。
親の暴言や折檻、厳しい躾として支配され続けた幼少期。怒りの理由がわからず、安心できる居場所を持てなかった著者は、成長後もうつ病や孤独感に苦しむ。23歳で病を発症し、心理療法に通う中でようやく「自分は虐待されていた」と気づく。本書は、その気づきから始まる自己受容のプロセスと、言葉を通じて過去と社会の闇を告発する姿を描く。被虐待児が大人になってなお直面する現実を描いた一冊は、未来を生きる勇気を与えてくれる。
目次
一 折檻を恐れた幼少期
二 父は息子の気持ちよりも体面を重んじた
三 僕の交際相手に嫉妬した母
四 僕の可能性を潰した父
五 うつ病との闘い─20代
六 僕が体験したうつ病の症状
七 心の闇
八 母は僕を支配し続ける
九 父にとってうつ病の僕は厄介者でしかなかった
十 祖母の死
十一 うつ病との闘い─30代末から
十二 父母との最後の闘い
十三 父母にとって僕の存在はなんだったのか
十四 希望は捨てない



