内容説明
アウシュヴィッツ絶滅収容所でユダヤ人たちに想像を絶する人体実験を重ねたメンゲレ医師は、戦後、南米に逃れ、一九七九年に死亡するまで、捕まりも裁かれもせずに生きたのだった。その逃亡生活の真実をジャーナリスティックな手法で見事に描いた傑作小説。ルノードー賞及び文学賞最高賞(プリ・デ・プリ)受賞作。/解説=マライ・メントライン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
TI
8
アウシュヴィッツの医師、メンゲレのノンフィクション。南米のナチサポーターや元ナチによる機関があるしまたモサドも中東戦争以降はナチ刈りはやめたようで運もある。実家が太いのも金銭援助受けられた。現在ならすぐ写真取られてネットで拡散されるだろうけど。2026/04/16
ののまる
5
単行本読んでいたけど、映画もみたので、もう一回。2026/03/06
コウみん
1
映画「死の天使」の原作。 有名な医師でもあった彼がアウシュビッツの悪魔になり、どれくらいのユダヤ人を虐殺したが、終戦後から死ぬまではいかに存在を消したが。 私もこの原作を読むまでには彼のことを知らなかった。2026/04/18
たらぴ
0
こんな人間がいたという事実がたまらなく恐ろしかった。他人の痛みにはとことん無関心でいられるのに、自分の命にはすがりつく滑稽さ。たしかに戦争という中にあっては、心が悪に傾きがちになる。中にはそれでも正しさを失わない強く美しい人もいるが、多くは影響されて心が憎しみでいっぱいになる。けれど戦争が終わり何年もたち、様々な環境や考えに身を浸してもなお己の考えを変えずに微塵の後悔も感じない人間というのは何か根本的に壊れていると感じた。戦争をおこす人間というのは、多分この男と同じ類だと思うと今の世が理解できる気がした。2026/04/17
自称海外小説で誰が誰だかわからなくなる君
0
映画の公式アカウントさんから当選頂いた品。 すごく読みやすくて面白い。但し、この小説とイスラエルの現状がフィクションであるなら。2026/03/30
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