内容説明
子どもの多様な性の世界へ。1人ひとりが異なる性のありようを描く子どもたちの姿を、どのように理解すればよいのか。園・学校や地域社会における性の多様性を尊重する環境づくりと、アイデンティティの観点に立った子どもたちへの支援とは。子どものジェンダーとセクシュアリティの発達に関して、基本的な理解と支援のあり方を丁寧に解説する。
目次
序章 性的マイノリティのカテゴリー
第1章 心理的性の発達
第2章 性の多様性を尊重する園・学校,地域社会
第3章 セクシュアル・アイデンティティ支援
第4章 ジェンダー・アイデンティティ支援
第5章 医療的身体介入を求めている子どもへの支援
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
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性的マイノリティの子どもの心理臨床に携わっている臨床心理士が性の多様性を理解して、子どもを支援する際に抑えておきたい論点についてまとめた研究書。英米の医療論文からの引用が多く、論文特有の難解さはあるが、性的な行為と性的なアイデンティティが一致しないという事例が多々あり、安易なカテゴライズは却って支援の障壁になるとしている。特に10代の子どもはLGBTというカテゴライズを聞かされた時に心理的な動揺を覚えることがあるとする指摘が勉強になった。第二次性徴抑制ホルモンの研究など、勉強になることが多かった。2026/04/02




