内容説明
読売新聞オンラインの人気歴史コラムの電子書籍化第7弾。2022年12月から23年8月初出の20本を収録した。新型コロナウイルス禍から通常の生活に戻りつつある時期で、映画関連のコラムも並ぶ。シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人とその家族の壮絶な半生を描いた「ラーゲリより愛を込めて」ではシベリア抑留問題とロシアによるウクライナ侵略との関連を史実に基づいて論考し、木村拓哉さんが織田信長を演じて注目された映画「レジェンド&バタフライ」では壮大な戦国絵巻に描かれる夫婦愛を考察。池波正太郎原作の「仕掛人・藤枝梅安」については映像化の妙、刀剣育成シミュレーションゲームを映画化した「映画刀剣乱舞‐黎明‐」では刀の特徴や来歴をのみ込む「美」を語るなど独自の切り口に冴えをみせる。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を担当した坂井孝一・創価大教授と、米国のビジネスマンが愛読する剣豪・宮本武蔵の「五輪書」をめぐる女性実業家・大浦敬子さんのインタビューは興味深く、NHK連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった植物学者・牧野富太郎の「破天荒な生涯」のエピソードも目を引く。巻末には付録として日本の世界遺産26件を地図・写真と共に採録。登録年や所在地が一目でわかり便利だ。
目次
[第百二十一話] 映画『ラーゲリより愛を込めて』がよみがえらせた壮絶なシベリア抑留
[第百二十二話] 『鎌倉殿の13人』いよいよ最終回…「三谷脚本」は史実とどう折りあったか
[第百二十三話] 松潤主演の『どうする家康』は初回から“高速”展開
[第百二十四話] 『レジェンド&バタフライ』が描く信長夫妻の夢
[第百二十五話] 奈良・富雄丸山古墳から「国宝級の大発見」
ほか 全20話を収録



